
GHQによって「発明」された休日。新嘗祭だなんて言っても殆ど知らないだろうから、GHQの試みは大成功ってことか。
まぁ、絵のように労働に対する感謝がなされることもほとんどなさそうだけどね。
アジア歴訪中のオバマの孤独はアメリカの地位低下を露呈した。原因はウォール街という負のイデオロギーだ
2010年11月16日(火)17時38分
エリオット・スピッツァー(前ニューヨーク州知事)
アジア「物乞い」ツアーから帰国したバラク・オバマ大統領にとって、今回の外遊はアジア諸国のつれない態度に振り回された孤独な旅路だった。この旅はアメリカにとって、中間選挙以上に重要な意味をもつ出来事だったのかもしれない。新たな世界秩序とアメリカの凋落が明白になったからだ。
オバマのアジア滞在中に、アメリカが軽蔑され、拒絶されていることを示す事件が3つ続いた。まず、韓国がアメリカとの自由貿易協定(FTA)批准を事実上拒否。アメリカのアジア市場への輸出促進の鍵を握る協定だが、その内容はありふれたシンプルなもの。当然、事前に韓国の合意を取り付け、オバマの韓国滞在中に米国内の雇用創出戦略の目玉として発表されると誰もが思っていた。
第2の事件は、追加の量的緩和によって市場に膨大な資金を放出するというFRB(米連邦準備理事会)の発表に対して、世界中のほぼすべての経済大国から批判が噴出したこと。そして3つ目は、オバマが主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、貿易不均衡是正の具体策を引き出せなかったことだ。
米中どちらの味方につくか、多くの国が選択を迫られるなか、ドイツのような長年の盟友でさえ、落ち目のアメリカから距離を置き、昇り調子の中国に擦り寄っていた。貿易不均衡と通貨戦争の問題に関して、各国は過去ではなく未来を見据えた選択をしたのだ。
G20終了後のオバマの発言を見れば、アメリカが国際社会から小馬鹿にされている事態をオバマ政権が理解していることは明白だ。オバマは丁重な外交用語を使うことなく、痛烈な言葉で中国の為替ゲームを非難した。
アジア歴訪中に中間選挙惨敗の傷を癒そうとオバマが考えていたとしたら、それは完全な勘違いだ。この外遊は、彼の孤独を倍増させるだけだった。
アメリカをダメにしたウォール街
今回の悲惨な旅で浮かび上がったのは、30年間に渡るウォール街のお祭り騒ぎの代償をアメリカが今になって払わされているという事実だ。経済危機の際に金融業界に注入された巨額の公的資金について、ウォール街からは「返済は済ませたのだから口を出すな」という勝手な言い分がたびたび聞こえてくる。まるで、経済危機がもたらした甚大な被害に対して、自分たちには責任がないような言い草だ。
アメリカ国民は明確に反論すべきだ。「ふざけるな!」と。
怒りの理由は、資本保証や超低金利など見えない補助金も含めた巨額の公的資金が金融業界に注入されたことだけではない。経済危機がアメリカにもたらした真のダメージは、さらに根深いところにある。ウォール街が30年間に渡って全米に撒き散らしてきた利己的なイデオロギーこそ、アメリカが窮地に陥った原因だ。 ウォール街の経済モデルが生み出した最悪の事態は、08〜09年の金融危機だけではない。米経済の長期的な衰退も、ウォール街型経済が引き起こしたものだ。
ウォール街のイデオロギーには、4つの重要要素がある。金融サービスの完全自由化、富裕層や法人の限界税率の大幅な引き下げ、インフラ整備や教育を含むあらゆる分野における政府の社会的投資の大幅削減、そして政府の給付金制度の縮小を最低限にとどめることだ(削減の政治的コストが大きすぎるため)。
この路線を追求した結果、アメリカは最悪の事態に陥った。経済バブルと巨額の赤字、競争力低下、不均衡な所得分布、自国の借金返済のための外国資本への依存......。
同じ過ちを繰り返す共和党の愚
さらに信じられないのは、この事態を招いたウォール街方式とまさに同じ政策に、今のアメリカが回帰しようとしていることだ。
中間選挙の勝利で勢いづく共和党が掲げる最優先課題は、ウォール街のやり方そのもの。自由化路線への回帰とブッシュ減税の恒久化、金融危機の再発防止をめざすオバマの金融規制改革法の廃止、そして、支出を削減するフリをすることだ(共和党が表層的な削減以上の歳出カットを行う気配はないが)。
長期的な意味でアメリカの競争力を高めるためのインフラ投資や教育投資は、話題にも上っていない。これでは、過去30年間の路線とまったく同じだ。
アルバート・アインシュタインが言ったように、狂気とは同じことを何度も繰り返しながら、異なる結果を期待すること。アメリカはついに狂ってしまったのだろうか。
西岡武夫参院議長は16日の記者会見で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の責任について、「官房長官の方が重い。一連の事柄について、責任を問われてしかるべきではないか」と指摘した。与党に推されて選ばれた議長が閣僚の責任に言及するのは異例で、波紋を呼びそうだ。
その理由として、西岡氏は「(中国人船長の)釈放時に仙谷氏は首相臨時代理だった。これは大きな違いだ」と強調した。ただ、責任の取り方に関しては、一般論とした上で、「本来閣僚は自ら責任を取るべきであり、野党から不信任を突き付けられてどうこうするのは、政治家としていかがなものか」と述べるにとどめた。
一方、西岡氏は、政府の行政刷新会議による事業の「再仕分け」について、「自分で概算要求をつくりながら、仕分けの対象にするのは論外だ」と疑問を呈した。(2010/11/16-20:33)
10日に海上保安官の直撃スクープを放送した大阪・読売テレビの山川友基記者が11日、日テレ系「情報ライブ ミヤネ屋」「news every.」などで、保安官の直筆メモを公開した。A4用紙1枚の表裏に、ワープロと青赤緑3色のボールペンを使い分けてびっしりと執筆。自らに捜査の手が及ぶことを、予測したような内容だ。
メモには「国家公務員法第96条」「刑法125条第2項」などビデオ流出によって違反する可能性がある法律条項を列挙した上で、「そもそも捜査資料とされるビデオテープを公開することが、何の違反に当たるのか?」と、行為を正当化するような記述を残している。
さらに「国家機密は必要」と前置きした上で「例えば日米の密約等、本当にその存在が発覚すれば大きく国益が損なわれるようなものが、それ(国家機密)にあたる」と主張。「今回の件で我が国の国益は損なわれたのでしょうか?」「これを国家機密とするのであれば、時の政府が自身の都合の悪いことはすべて国家機密にしてしまえば、何をやっても許されるのでは」と、菅内閣の対応を暗に批判している。
2010.11.08 Mon posted at: 10:05 JST係争地の全てを示してみる地図をも表せばいい。その境目をカラフルに現してみれば。
(CNN) インターネット検索大手米グーグルの地図情報サービス「グーグルマップ」が、世界各地で領土をめぐる争いに巻き込まれている。中米ニカラグアと隣国コスタリカの領土論争でも、グーグルマップがやり玉に挙がった。
両国はサンホセ川沿いの一部地区をめぐって領有権を争っているが、グーグルマップでは問題の地区がニカラグアの領土になっている。グーグルマップとマイクロソフトの検索サービス「ビング」の地図を見比べると、国境線の位置が異なるとの指摘もある。
報道によれば、この問題でコスタリカがグーグルに国境線の訂正を求めたのに対し、ニカラグアは国境線を変更しないよう申し入れたという。
グーグル広報はこれについて、調査を行って誤りが見つかれば訂正すると語った。同社は複数の情報源から地図情報の提供を受けており、世界の地図を常に最新の状態に保つのは難しいとしている。
グーグルマップはこれまでにも世界各地で論争の種になってきた。カンボジアは今年、グーグルマップに示されたタイとの国境について「著しい誤解を招く」と抗議した。米国ではフロリダ州の都市が地図から消滅する騒ぎが起きている。
グーグルマップでは、公式に係争地となっている国境部分を赤い線または点線で示している。コスタリカとニカラグアの国境線はまだその状態になっていないが、今後の状況によってはいずれそうなるかもしれない。
また、国によって国境線を変えている場合もある。中国のグーグルマップとインドのグーグルマップとでは、両国の法律に従った結果、国境の位置が異なっている。米国版では両方の国境が示されている。
京都の元日本代表FW柳沢敦(33)が、来季戦力外になったことが6日、分かった。前日5日に戦力外通告をしたという。関係者は「あまりに急な話だったので本人はかなり動揺しているようです。戸惑いだけでなくクラブへの怒りもあるでしょう」と明かした。ストーブリーグって野球の言い方なんだけどね。
今季限りで契約満了となる柳沢に対してクラブ側は当初、契約を更新する方針を固めていた。だがJ2降格が秒読み段階になり、親会社京セラの内部で6000万円(推定)と高額年俸の柳沢を残留させることに疑問の声が噴出したという。再考を迫られた強化部は、元日本代表で経験豊富なエースFWを「クビ」にする結論を導き出した。
柳沢は欧州移籍をはさみ10年以上在籍した鹿島を離れ、08年に京都へ移った。移籍初年度には日本人得点トップのリーグ14得点を挙げて復活した。無名選手の多い京都では、看板選手でもあった。今季途中から就任した秋田監督は鹿島時代から尊敬する存在。柳沢本人は京都で骨をうずめる覚悟を固めていたという。
この日、累積警告により出場停止だった柳沢は試合前にサポーターとの記念撮影会に参加。そして、J1通算300試合出場の表彰を受け笑顔を見せたが、志半ばでチームを離れることになった。
京都はJ2降格が決まれば、高額年俸選手や、有望な若手選手の流出は避けられそうにない。クラブ幹部は「もうすでに代理人を使って移籍先を探している選手もいるようだが、無理に引き留めたりはしない。京都に愛着の強い選手だけが残ればいい」と話した。
[2010年11月7日8時7分 紙面から]
2010.10.8 23:50
ノーベル化学賞に輝いた鈴木章・北海道大名誉教授(80)は8日、産経新聞の取材に応じ、「日本の科学技術力は非常にレベルが高く、今後も維持していかねばならない」と強調した。昨年11月に政府の事業仕分けで注目された蓮舫行政刷新担当相の「2位じゃだめなんでしょうか」との発言については、「科学や技術を全く知らない人の言葉だ」とばっさり切り捨てた。
受賞理由となった「パラジウム触媒でのクロスカップリング技術」は医薬や液晶など幅広い分野で実用化されている。それだけに鈴木さんは「日本が生き残るためには付加価値の高いものを作り、世界に使ってもらうしかない」と、科学技術の重要性を指摘した。
昨年の事業仕分けで理化学研究所の次世代スーパーコンピューターの予算が削られたことについては「科学や技術の研究はお金がかかる。研究者自身の努力や知識も大切だが、必要なお金は政府がアレンジしなければならない。(スーパー)コンピューターなどの分野では絶対に必要だ」と政府の積極的な投資に対する理解を求めた。
特に、蓮舫発言については「研究は1番でないといけない。“2位ではどうか”などというのは愚問。このようなことを言う人は科学や技術を全く知らない人だ」と厳しく批判。「科学や技術を阻害するような要因を政治家が作るのは絶対にだめで、日本の首を絞めることになる。1番になろうとしてもなかなかなれないということを、政治家の人たちも理解してほしい」と話した。
一方、年間の自然科学系論文数が日本の約1.5倍に達するなど科学技術面でも躍進する中国については「人口が日本の約10倍なら研究者も多い。国の総生産もそうだが、絶対的な量で抜かれるのは当然で、問題は質だ。中国人にも能力の高い人はいるが、そのような研究者が日本の10倍もいるわけではない」と指摘。「もっと心配すべきは日本の質を高めること。それなのに2番目で良いなどというのは論外だ」と重ねて強調した。
サッカーの日本代表は8日、埼玉スタジアムでアルゼンチン代表と国際親善試合のキリン・チャレジカップで対戦し、8月末に就任したザッケローニ監督が初めて指揮を執った日本は1-0で勝った。過去の対戦で6戦全敗だった強敵から初白星を挙げ「ザック・ジャパン」は最高のスタートを切った。
日本は4-3-3の布陣で臨み、前半19分に長谷部(ウォルフスブルク)のシュートをGKがはじき、こぼれたボールに走り込んだ岡崎(清水)が決勝点を奪った。
ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会8強のアルゼンチンは、昨年の世界年間最優秀選手のメッシ(バルセロナ)やテベス(マンチェスター・シティー)ら、ほぼベストの先発メンバーを組んだが、無得点だった。
日本は12日にソウルで韓国代表と国際親善試合を行う。
[ 共同通信 2010年10月8日 22:16 ]
司法修習生に支払われている給与を打ち切ることに、民主党の法務部門会議が、突如として「待った」をかけた。
修習生や、給与の存続を訴えていた日本弁護士連合会にとっては朗報だろう。
だが、一度は打ち切りに賛成した民主党の場当たり的な方針転換には疑問符が付く。
司法試験に合格し、法律家になるために研修を積んでいる司法修習生には、国庫から毎月約20万円の給与が支払われてきた。
修習生は公益性が高い法曹になることから、国が生活資金を含めて丸ごと支援し、養成するという理念の下、戦後一貫して続いてきた「給費制」という制度だ。
だが、法曹人口の大幅増を掲げた司法制度改革の中で、2004年、これに代わって「貸与制」の導入が決まった。法曹の増加に伴い、過度の財政負担が避けられないとの理由からで、当時、野党だった民主党も賛成した。
1年間の修習期間中に月18万~28万円を無利子で貸し、修習生は10年間で分割返済する。修習終了後、5年間は返済を猶予する。貸与とはいえ、かなり有利な内容の制度だ。
その移行が11月に迫ったところで、突然、議員立法で阻止しようというのである。
日弁連は、「修習生の半数が奨学金などの借金を抱えており、貸与制になれば、さらに借金が増える」「富裕層しか法曹になれない状況を招き、志望者が減る」と、給費制の維持を求めてきた。民主党がそれに応じた形だ。
だが、根本的な議論抜きの強引な「存続」に、国費の負担者であり、かつ法的サービスの受益者である国民は納得するだろうか。
裁判官、検察官はともかく、民間人である弁護士になる修習生にも国が一律に給与を支払う必要があるのか、という疑問の声が以前からあったのも事実だ。
今の司法修習制度のあり方を含め、法曹養成全体の大局的見地に立った根本議論なしに、ただ給費制か、貸与制かという二者択一の議論に固執していては、混乱の真の解決には至らない。
過疎地で業務に励んだ弁護士には、貸与金の返済を免除するといった折衷案も考えられよう。
新司法試験の合格率は低迷し、法曹人口は計画通りに増えていない。財政事情は極めて厳しい。
こうした様々な要因を踏まえつつ、良質な法曹養成と法的サービスの向上につなげる視線から議論を尽くすことが肝要だ。
(2010年9月21日01時14分 読売新聞)
2010/09/16
キアヌ・リーヴス主演で実写映画化されることが決定していたSFアニメ「カウボーイビバップ」が製作中止の危機にさらされているようだ。
同映画については以前より、製作費がかかりすぎるとの理由から脚本の練り直しなどが行われていたというが、その進行具合が思わしくないらしい。キアヌは米エンタメサイトCollider.comのインタビューで「今のところ何も聞いていない。脚本はできたけど、それを実現するにはたぶん5億ドル(約420億円)くらい必要になると思う」とコスト面で難局にぶつかっていることを明らかにした。
「カウボーイビバップ」は1998年から放送されていたサンライズによるアニメーション。舞台は2071年、宇宙をまたにかける賞金稼ぎの面々をハードボイルドに描き、国内外を問わず現在でも高い人気を得ている。太陽系が舞台となるだけに、実写でその世界観を表すのは相当の経費がかかることが予想されていた。それを踏まえた上での映画化だったと思うのだが…予想をはるかに上回るスケールの大きさだったということか。予算内に収めるため、規模を小さくすればファンからの反発は必至。映画化実現への道のりはまだ遠そうだ。
【芸能】
2010年9月13日 掲載
公示後なのに「レンホー!」と連呼
先の参院選に関連して「関口宏の東京フレンドパークII」(TBS)など4番組が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の審議入りが決まった。 うち2番組は長野県のローカル報道番組で、比例代表の投票方式の解説の際に県内候補のみを取り上げたことを問題視。もうひとつはBSジャパンの紀行番組で、投票日に候補者の原田大二郎が登場する旅番組を再放送していた。
さて、バラエティーの「東京フレンドパーク」は何が問題になったのか。対象になったのは6月28日の放送で、この日はモト冬樹、ピーター、川合俊一、高橋みゆきがゲスト出演。正解以外の言葉を消していく「三択SAMURAI」のコーナーで、参院選の公示(6月24日)後にもかかわらず、「蓮舫議員の所属政党を残せ」という問題を出題。解答者の高橋が間違えると、司会の渡辺正行が「民主党を残せばよかったの」と発言。その後はピーターが音頭をとって、ピンク・レディーの「UFO」の曲に合わせて「レンホー!」と連呼したのだ。
BPOは「選挙の公平性への配慮が足りない」として4番組を一括して審議入りすることを決定したが、「東京フレンドパーク」はまさにお粗末の一言。
民主党代表選(14日投開票)で、小沢一郎前幹事長(68)と、菅直人首相(63)がガチンコバトルを繰り広げる中、TBSの情報番組「ひるおび!」が6日、「小沢氏がツイッターを始めた」と報じた。ところが、紹介したツイートは小沢氏によるものではなく「なりすまし」だったことが発覚。番組内でおわびをする事態となった。小沢氏はこの日、高知県で街頭演説。自らをご当地の英雄・坂本龍馬に例え「自らの命を懸ける」と意気込んだ。
報道も過熱する民主党代表選で“やっちゃった”のはTBS系「ひるおび!」だった。「安東弘樹のひるトク!」コーナーで、安東アナが「小沢氏がツイッターを始めた」と紹介。示されたのは小沢氏の写真と「ozawaichiroh」の名前で「今日からツイッターを始めました」とつぶやく画面だった。フォローされている数は約9000、フォローしているのは鳩山由紀夫前首相(63)だけ。
「一兵卒として半年間、微力ながら民主党を支えて参りましたが」。小沢氏が話したことがあるようなフレーズとともに、「代表戦への立候補をさせていただきました」と出馬表明もしている。
ただし、つぶやいた日時は実際の出馬表明より5日前の8月26日。代表選を「代表戦」と書き間違いもあった。これには安東氏が「選が戦になっているのは意図的でしょうか」という旨のコメントをし「戦う剛腕」の解釈につなげてみせた。
ところが小沢氏の事務所によると「ツイッターはやってません」。コーナーの放送後、TBSから「小沢さんご本人のものですか」と確認する電話があり「違います」と返答したという。
番組終盤、安東氏が「ご本人が書いたものではないということです。訂正しておわび申し上げます」と謝罪した。
小沢氏の「なりすまし」は先月末からツイッターで騒がれていた。小沢氏は4日、「ニコニコ動画」に生出演し、ツイッターについて「ボクわかんないの、そういう操作」と言いつつも「(小沢氏の)ニセがいるんですよ」と指摘され「あっそうなの。アッハハ」と苦笑していた。
小沢氏は代表選に突入するや、露出作戦に出ている。報道各社の世論調査では苦戦中だが、インターネット上では菅首相を上回る人気。街頭演説には「ツイッター仲間で声を掛け合って集まった人もいるようだ」(小沢陣営)。そんな状況もあってか、TBSは本人のツイッターと信じてしまったようだ。
140文字でつぶやくツイッターは、オバマ米大統領(49)が行っていることでも有名で、日本の国会議員にも浸透。その半面「なりすまし」も頻繁。鳩山氏もツイッター開始前からニセ者が登場。菅首相は始めていないが、ニセ者は多数存在している。
小沢氏は同日夜、TBS系「NEWS23クロス」に出演。代表選に負けた場合は「一兵卒でも全面協力する」と述べた。
◆最近のTBSの“失態”メモ
▼ゴルフ誤報(2010年5月)赤松農相が海外出張先でゴルフをしていたと報道。赤松農相が否定。報道番組で謝罪。報道に関与した4人を懲戒処分に。
▼急死誤報(10年4月)くも膜下出血で倒れ、救急搬送された巨人・木村拓也内野守備コーチを夕方のニュースの字幕スーパーで「急死」と表示。夜のニュース番組で訂正。
▼不適切取材(10年1月)「報道特集NEXT」内で制作会社の担当者が取材対象の男性の郵便物を無断開封していたことが発覚。車に発信機器を付けたことも分かり、謝罪。
▼突撃取材(09年11月)英女性死体遺棄事件で市橋達也容疑者が千葉県警行徳署から地検へ移送される際、同局社員が署員を振り払ったとして公務執行妨害で逮捕される。
▼カート暴走(09年11月)男子ゴルフ中継で機材を載せたカートが観客に突っ込む。30代女性が左眼窩(か)底骨折。
▼遼くん盗聴未遂(07年6月)情報番組「ピンポン!」で、プロゴルファー石川遼のラウンド中の声を拾おうと、同組の選手に、マイク装着の依頼をしたことが発覚。
2010年9月7日
USBメモリー経由以外でも感染拡大、トレンドマイクロが注意喚起
トレンドマイクロは2010年9月6日、ショートカットファイル(.lnk)に関するWindowsの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用するウイルス(悪質なプログラム)が、国内でも報告されているとして注意を呼びかけた。USBメモリー経由だけではなく、メール経由の感染拡大も確認されているという。
同社が注意喚起しているのは、2010年8月に公開された「MS10-046:Windowsシェルの脆弱性により、リモートでコードが実行される
(2286198)」の脆弱性を悪用するウイルス。この脆弱性は、ショートカットファイルの処理に関する脆弱性。細工が施されたショートカットファイルのアイコンを表示するだけで、任意のプログラム(例えばウイルス)を実行される危険性がある。
実際、この脆弱性を悪用するウイルス「Stuxnet(スタクスネット)」が出現し、感染を広げているという。Stuxnetの主な感染経路は、USBメモリー。細工が施されたショートカットファイル(トレンドマイクロでは「LNK_STUXNET」と名付けている)と、Stuxnet本体が仕込まれているUSBメモリーをパソコンに接続し、USBメモリー内のファイルのアイコンを表示すると、脆弱性を突いてStuxnetが動き出す。
トレンドマイクロによれば、メールを経由した感染拡大も確認しているという。細工を施したショートカットファイルを、Windowsのセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)に見せかけてメールに添付し、実行させようとしている(図)。
2010年8月中に同社に寄せられたLNK_STUXNETに関する報告件数は13件。同月では3番目に多かったという。
<EURO2012:イスラエル3-1マルタ>◇予選◇3日◇フランスほか
ウクライナとポーランドが共催するサッカーの2012年欧州選手権の予選が各地で本格的に始まり、D組でフランスがホームでベラルーシに0-1で敗れる波乱があった。
2年前の前回大会覇者で、ことしのW杯南アフリカ大会も制したI組のスペインは、フェルナンドトレス(リバプール)の2得点などでリヒテンシュタインにアウェーで4-0と快勝した。
E組ではW杯準優勝のオランダがサンマリノに5-0で圧勝。A組ではW杯3位のドイツが1-0でベルギーを下し、G組のイングランドはデフォー(トットナム)の3得点でブルガリアを4-0と寄せ付けなかった。
[2010年9月4日8時54分]
サッカーの元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテス(34)が30日、引退を表明した。地元ラジオで、ポルトガルなどのクラブからの獲得オファーを断ってテレビ解説者になると話した。
モリエンテスはレアル・マドリード(スペイン)で3度の欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献。モナコ(フランス)リバプール(イングランド)などを経て昨季はマルセイユ(フランス)でプレーした。代表では47試合に出場して27得点。(マドリードAP=共同)
[ 共同通信 2010年8月31日 22:55 ]
[ 10.08.30 ]公式会見がグダグダだった。同じ質問を三度も…。他には「ニックネームは何がいいですか?」とか「スタメンは誰ですか?」とか…。好きな寿司のネタとか聞かなかっただけましか…。
SAMURAI BLUE(日本代表)新監督決定
(財)日本サッカー協会は、SAMURAI
BLUE(日本代表)の新監督を、アルベルト・ザッケローニ氏に決定しました。
アルベルト・ザッケローニ (Alberto Zaccheroni)
生年月日:1953年4月1日 ( 57歳)
出生地 :ロマーニャ州メルドラ (イタリア)
自転車と歩行者の事故で、加害者側が保険に未加入だったため、被害者側が勝訴しても賠償を受けられないケースが出始めている。被害者からは「自転車にも車の自賠責保険のような制度があれば」との声も聞かれる。セーフティーネットの未整備は、被害者をさらに苦しめている。【馬場直子、北村和巳】
東京都品川区の女性(67)は03年4月、健康診断の結果を聞くため病院に向かう途中、自宅近くの狭い交差点で近所の男性(58)の自転車とぶつかり転倒、左足の太ももを骨折して3カ月入院した。夫は脳卒中で入院中。パートなどで一家の家計を支えてきた女性にとって、約80万円の治療費は大きな出費だった。
不幸は重なる。その年の大みそかに、茨城県に住む母が病気で倒れて入院した。平日は面倒をみるため痛む足を引きずりながら、母が亡くなった04年4月まで東京と茨城を往復する生活が続いた。
事故の際、女性は「はねられた」と思ったが、相手の男性は「自転車にまたがって止まっていたら女性がぶつかってきた」と主張し不起訴処分となった。「真実を明らかにしてほしい」。女性は05年4月、東京地裁に提訴した。1年半後、判決は「走行中の自転車が女性にぶつかった」と認め、男性に567万円の賠償を命じた。その約半年後の07年3月に2審も勝訴し、判決は確定した。
しかし、男性は保険に入っていなかった。女性は男性の給料を差し押さえようとしたが、男性は自己破産を申し立てて認められた。破産により賠償が免責されるかどうかの訴訟を最高裁まで争ったが、今年7月に敗訴が確定した。
5年を超えた裁判闘争で、手元に残ったのは費用の借金と箱いっぱいの裁判資料。今も足にはボルトが入る。年金収入だけでは家賃の支払いも大変で、将来も不安だ。睡眠薬に頼る日もある。
事故後、自転車とすれ違うと怖くて、近くに壁があるとへばりつくこともあった。自動車との事故なら加害者の自賠責保険で賠償され、たとえ無保険でも国による保障制度があるが、自転車にはそんな救済システムはない。「加害者は賠償するのが当然なのに。ただ悔しい」と言う。
一方、男性は「こちらは悪くない。警察でも検察でも自分の主張は通って(不起訴処分となって)いるのに民事裁判で負けてしまった」と語る。賠償額は法定利息も含めると800万円近く。「払えるわけない。保険に入っていればよかったと思うが。自己破産するしかなかった」と首を振った。女性がけがをしたのは気の毒だと思う。だが、自己破産で自身も従来通りの生活はできなくなった。「事故で家の中、がたがたですよ」。男性はつぶやいた。
◇保険加入義務づけ 半数「必要ない」
全日本交通安全協会が05年に実施したアンケートによると、自転車利用者に保険加入を義務づけることを「必要」とした人は33.1%で3人に1人程度。「必要ない」とした人は半数近くの47.0%にのぼった。このうちほとんど毎日自転車に乗る人では「必要」が22.5%にとどまる一方、「必要ない」は過半数の55.0%。利用頻度が高いほど事故などのリスクが高まるにもかかわらず、利用者の意識に大きなギャップが生じている実態が浮かぶ。
義務づけが必要ない理由(複数回答)については81.9%が「利用者が自主的に考えること」としたが、「費用がかかるから」(24.4%)や、「自転車は死傷事故の加害者となることがほとんどない」(21.0%)というものもあった。
交通事故訴訟にかかわる弁護士からは「お金がない人ほど任意保険に入らない現状がある。自転車にも自賠責保険のような強制加入保険制度が必要だ」との指摘も上がる。【北村和巳】
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毎日新聞 2010年8月22日 2時30分(最終更新 8月22日 3時13分)
【ワシントン=山田哲朗】月がわずかながら縮んでいることを示す痕跡を、米スミソニアン航空宇宙博物館(ワシントン)の天文学者らが発見し、米科学誌サイエンスで発表した。
研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の月観測衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」が撮影した高解像度の写真を分析、14の断崖(だんがい)が月の表面に散在しているのを確認した。月の地殻が冷えて月面が収縮した結果、断崖ができたらしい。月の半径(赤道方向)の1738キロに対し、約100メートル縮んだと推定される。
断崖は1970年代のアポロ計画の探査で最初に見つかった。今回、月全体に分布していることがわかり、月が収縮している有力な証拠となった。
月は約45億年前に誕生した。同博物館のトーマス・ワターズ博士は「今から10億年以内にできた断崖で、地質学的には比較的新しい。月は現在も縮んでいるかもしれない」としている。
(2010年8月21日19時03分 読売新聞)
「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり」――。
奈良時代に詠まれた万葉集のこの歌からは、活気あふれる平城京の様子が想像される。
奈良県で開かれている平城遷都1300年祭は、夏休み中、多くの観光客でにぎわっている。
奈良市の中心部の一角に原野のように広がる約120ヘクタールの平城宮跡が主会場だ。重要な儀式の場であった第1次大極殿が今年春に復元された。実物大の遣唐使船や歴史体験館なども設けられた。
広大な宮跡に立つと、日本の礎を築いていった当時の人々の心意気が伝わってくるようだ。
古代国家の成り立ちや、当時の国際関係などを改めて考えてみるよい機会でもあろう。
奈良時代と言えば、東大寺の大仏や正倉院の宝物などが思い起こされる。平穏な時代と受け止めている人も多いだろうが、全盛期を迎えていた隣の大帝国・唐を意識しながら、緊張感を持って国家建設が進められた時代だった。
遣唐使を派遣し、唐の政治制度や文化を取捨選択し、日本の風土に合うものを効率的に取り入れていった。急速な改革は明治維新とも比較される。
「日本」という国号が定まり、元号制度も確立される中で、飛鳥の藤原京から平城京への遷都が実行された。奈良時代に制定された養老律令は、明治初期まで公家社会の基本法となった。日本の国の骨格は奈良時代に作られたと指摘する歴史家もいる。
奈良国立博物館では、国宝の東大寺法華堂金剛力士像などが特別展示されている。ここで、秋には正倉院展も開催される。こうした文化財に触れることで、歴史への理解はより一層深まるだろう。
1300年祭の会場となっている平城宮跡は、明治時代まで田畑の下に埋もれていた。保存の機運が高まったのは、100年前の遷都1200年の時からだ。
2年前から国営歴史公園になっているが、これほど大きな規模で保存されている古代都市の遺跡は日本では他に例を見ない。
新しい史跡保存のモデルケースとも言えるだろう。
平城宮跡は、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産「古都奈良の文化財」の一つとしても登録されている。
1300年祭の終了後は、古代建造物の復元が進められる見通しだ。静かに史跡散策を楽しみながら、歴史を学べる場として整備を進めていくべきだろう。
(2010年8月17日01時22分 読売新聞)
2010年7月25日17時45分
数学者で時事問題にも鋭い視点で論評し、「よろず評論家」として活躍した京都大名誉教授の森毅(もり・つよし)さんが24日、敗血症性ショックのため大阪府内の病院で死去した。82歳だった。2009年2月27日、自宅で料理中にコンロの火が服に燃え移り、重いやけどを負って入院していた。葬儀は行わない。
東京都生まれ。東京大理学部で数学を専攻。卒業後、北海道大助手などを経て1957年に京大助教授、71年から同教授。京大教員時代からテレビに出演し、関西弁の独特の語り口が評判になった。91年に退官後、講演や執筆活動のほか、テレビのコメンテーターでも幅広く活躍した。
画家の安野光雅さんとの話を収めた「対談 数学大明神」や「異説 数学者列伝」など著書も多数ある。
【パリ、ロイター=共同】フランス・サッカー連盟は23日、チームの内紛に揺れ、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の1次リーグで敗退した同国代表メンバー23人全員を、W杯後の初戦となるノルウェーとの親善試合(8月11日・オスロ)で出場停止とすることを発表した。
大会後に就任したブラン新監督がこの日開かれた評議員会で提案し、認められた。
フランス代表はW杯中に、FWアネルカがドメネク前監督に暴言を吐いたとして代表から追放された。この処分に抗議した選手が練習をボイコットするなど混乱し、1勝もできずに1次リーグで姿を消した。[
共同通信 2010年7月24日 0:31 ]
公立小中学校の1学級の上限人数を、現在の40人から引き下げる必要がある。中央教育審議会の分科会がそんな提言案をまとめた。文部科学省は「35人」を軸に検討している。
これまでは、上限を1人でも上回ると二つのクラスに分けてきたが、中教審はこうした画一的な仕組みの見直しも求めた。35人学級で36人になっても、18人の2クラスにせず、36人のまま教員を2人配置することもできるという。
学級編制の標準見直しは、45人から40人に引き下げた1980年度以来、ほぼ30年ぶりとなる。
主要教科を中心に、授業時間や学習内容が大幅に増える新学習指導要領の全面実施が迫っている。学力低下、いじめや不登校など教育現場が抱える課題も多い。
中教審が指摘したように、学級規模を小さくし、教員の目が行き届くようにすることは必要だ。
心配なのは財源の問題である。35人学級を実現する場合、教員は4万人以上増え、国と地方合わせて年約3000億円が新たに必要になるという試算もある。
中教審が「恒久的な財源確保に理解を得られるよう努めるべきだ」と言及したのも、厳しい財政事情の折、当然のことだ。
文科省内には、教員給与に関する国と地方の負担割合を見直す考えや、今後の税制改革による増収分を財源に当て込む期待があるようだが、現実的な道筋が見えないだけに説得力を欠く。
文科省がまずなすべきことは、義務教育段階での適正な学級人数は何人なのか、というビジョンを示すことではないか。
すでに独自予算で教員給与を負担し、40人を下回る学級編制を導入している自治体は多い。全国の公立小に通う児童の約8割、公立中の生徒の約6割は、35人以下の学級に在籍している。
そうしたクラスでは、導入前に比べ、テストの成績が向上したり、不登校の子どもが減ったりした事例が報告されている。一方で、あまり学級規模が小さくなりすぎると、子どもの社会性を育むのに支障が出るとの懸念も根強い。
文科省は諸外国の実情なども含めて幅広い調査を行い、学級人数と教育効果との関係を検証すべきだ。説得力あるデータを提示できれば、財源確保に国民の理解を得ることも可能になろう。
35人学級を実りあるものにするためには、教員を増やすだけではなく、質の確保が欠かせない。研修などを通じ、指導力を向上させていくことが必要である。
(2010年7月15日01時01分 読売新聞)
元日本代表中田英寿氏らのマネジメントで知られるサニーサイドアップ社が、南アW杯で勝敗予想を8試合すべて的中させたドイツのタコ「パウル君」のマネジメント契約締結に乗り出したことが12日、分かった。スペインの実業家やタコの名産地などが買い取りに手を挙げるなど、予想ダコは人気沸騰。同社がマネジメント契約を獲得すれば中田氏との異色コラボが実現する可能性もある。
W杯は閉幕したが、予想ダコの人気は終わらない。企業PRや個人マネジメントなどを手がけるサニーサイドアップ社が、パウル君の“獲得”に名乗りを上げた。同社はこの日「世界的な話題性、注目度に高い肖像的価値を見いだしている。先週後半からオーバーハウゼン水族館側に問い合わせをしている。具体的な契約交渉には至っていないが、前向きな話し合いができれば」と語った。
サニー社が申し出ているのは、水族館からパウル君を買い取るのではなく、「仕事」を一般企業などに売り込み、稼ぐお手伝いをしたい、ということ。もくろむのは、CMやイベントでの起用だ。
寿命が長くないと言われるパウル君を日本に連れて来ることは難しいという。02年日韓W杯で活躍し、森永乳業などのCMに出演したトルコ代表FWイルハンと同じような価値を見いだしている。携帯電話会社ソフトバンクのCMで人気の北海道犬カイ君(6歳)で出演料が約80万円といわれるCM出演も夢ではない。
サニー社は02~06年に日本サッカー協会の公認マスコット犬で、「勝利を呼ぶ犬」として活躍したミニチュアダックスフンドのロンメル君とCM契約した実績がある。広報担当は「寿命が近いこと知っているが話題性は高い」と“売れる”と見ている。
スペインではタコ祭りが有名なガリシア州オ・カルバジーニョ村では3万ユーロ(約340万円)で買い取る意思を表明。サニー社が“獲得”するにはそれ以上のオファーが必要になりそうだ。水族館ではパウル君にトロフィーを贈呈し、関係者は「占いからは引退させる」と衝撃宣言をしたが、人気が収まる気配はない。サニー社“落札”なら、中田氏との予想対決が見られるかもしれない。
◆イングランド出身パウル君アラカルト
▽生まれ 公式記録では08年、イングランド・ウェイマスのシー・ライフ・センター。生後3か月で、ドイツ西部のオーバーハウゼン市のオーバーハウゼン水族館に移った。
▽種類 マダコのオス。タコ目マダコ科で、日本で最も一般的なタコ。体長は約60センチ、体重8キロ前後。
▽寿命 約3年。現在生後2年4か月なので、11年春ころまでの命か。
▽名前の由来 ドイツの詩人・ボーイ・ローンセンの詩「タコ(イカ)のパウル」から。
▽占い方法 カキなどが入ったプラスチック製の箱に両国の国旗を張り、先に箱を開けて食べた国が勝利する。タコは色の識別ができるため、明るい色を選んでいるだけでは、という指摘も。
[2010/7/13-06:01 スポーツ報知]
わあ、どうしよう! 目覚めたら、子どもになっていた。あすは選挙だというのに。でもせっかくだから、子どもの立場になって考えてみた――。
演説では「子育て」っていう言葉がよく聞こえてくる。政治家がこんなに僕らのことを気にしてくれるなんて。一応、ありがとうって言っておく。
日本の政府は子どものために出すお金が先進国の中でも少ないんだとか。うちも学費や塾代でけっこう大変。だからこれからは政府がもっと面倒を見るんだって。大人がみんなで僕らの成長や勉強を支える、ってことだね。
春からは月1万3千円、子ども手当が出るようになった。手当は中学生までだけど、高校の授業料もタダになる。なんだか大盤振る舞いだ。
別に僕の小遣いが増えたわけじゃない。じゃあ母さんたちは喜んだかといえば、そうでもない。共働きしたいのに、都会では小さな弟や妹たちを預ける所が見つからないからなんだ。
だからかな、どの党も「保育所に入れない児童なくします」の合唱。民主党も子ども手当を倍にするのはあきらめて、保育所を増やすんだって。幼稚園といっしょにしちゃうとも言ってるけど、タテワリとかいう変なものが邪魔してやっかいらしい。
うちの子ども手当は結局、貯金に回ってしまった。「大学でお金がたくさんかかるからよ」って。卒業したって働く所があるかも心配だ。社会に出るのがこうも大変だと、子どものうちからため息が出る。ふうっ。
背伸びして政党のチラシを読んでみた。「幼児教育や給食を無料に」「奨学金を充実」。あれもこれもと僕たちを応援するメニューが並んでる。
ほしいものを言い出せば、小遣いがいくらあっても足りないのは、子どもの僕にもわかります。そこんとこ、ちゃんと考えているのかな。将来、国の借金を返す羽目になるのは、僕たちなんだから。
最近急に、大人たちはショーヒゼーとかいうのを上げる上げないって言い出した。ゲームも高くなるの、マジで? それで僕らの未来がどれだけよくなるのかな。父さんにきかなきゃ。
もうひとつ言わせて。
政治家が子育て、子育てって言うのは「少子化対策」のためだって。弟や妹はたくさんいたら楽しいけど、父さん母さんには、そんな余裕もトキメキもなさそうだからね。
でも、ただ子どもが増えればいいのかな。政府が調べたら、子どもの7人に1人は貧しい家庭なんだって。ショックだった。不幸せな子を減らすことにも、力を入れてほしいんだけど。
えっ? 選挙権がないくせに、ナマイキな口をきくなって……。
――あなた、変な夢でも見てたの。さあ、大事な選挙。投票に行くわよ!
2010.7.1 01:02
このニュースのトピックス:民主党
民主党が参院選対策として同党国会議員にマニフェスト(政権公約)への有権者の疑問や批判にどう回答するかをまとめた想定問答集を配布し、その中に「マニフェストは生き物」などと修正を正当化するような表現があることが30日、分かった。参院選マニフェストは、子ども手当やガソリン税の暫定税率廃止を打ち出した昨年夏の衆院選から修正が図られ、批判が寄せられている。議員関係者からも「これでは場当たり的で、有権者に説明できない」との声が上がっている。
想定問答集は「参院選マニフェストQ&A」。関係者によると、公示前日の23日の日付で衆参国会議員に配布された。
民主党の参院選マニフェストへの疑問や批判を自ら61項目想定。このうち「09マニフェスト(衆院選)と参院選のマニフェストの違いは何か」と問われた場合は、「09マニフェストは政権交代を主張する野党のマニフェストで、参院選マニフェストは政権を担当する与党のマニフェスト」と、与党になったらマニフェストは変わるのは当然といった内容になっている。
参院選マニフェストでは衆院選マニフェストの目玉だった「子ども手当」2万6千円を1万3千円と現物サービスに修正し、ガソリン税の暫定税率廃止も記載されていない。
その理由を「国民の声や各種世論調査、大幅な税収減など政権交代以降の環境や状況の変化に対応する観点」と説明。この点を有権者に「違反だ」と批判された場合は、「マニフェストは生き物であり、環境や状況の変化に応じて柔軟に見直すことも重要だ」と答えるように指示している。
衆院選で消費税を引き上げないと提唱したのに、参院選マニフェストで「消費税を含む税制の抜本改革」を掲げた点は、「次期総選挙までは消費税率を引き上げない」とした方針を堅持しつつ、「これまで民主党として任期中に消費税について一切議論しないといってきたわけではない」とも述べている。
全般にわたって修正の説明に終始する内容に、ある民主党議員の関係者は「こんな内容を回答したら、逆に有権者に不信感を抱かれてしまう」と批判している。
民主マニフェスト問答集 「これでは言い訳集」大半が弁明、おわびも
【プレトリア共同】国際サッカー連盟(FIFA)は29日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の準々決勝以降の試合を担当する審判団を発表し、日本の西村雄一主審、相楽亨副審らで構成する審判団が残った。担当試合は後日発表する。やるじゃないの。ベスト8ではなくて残ったのは19組らしいけど。
残った審判団は19組で、決勝トーナメント1回戦のドイツ―イングランドでランパード(イングランド)の得点を認めなかったウルグアイの審判団は外れた。アルゼンチン―メキシコで先制ゴールを決めたテベス(アルゼンチン)のオフサイドを見逃したイタリアの審判団も外れ「誤審」が問題となった2組は残れなかった。
2010/06/30 08:10 【共同通信】
【ヨハネスブルク時事】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第17日は27日、当地などで決勝トーナメント1回戦の2試合が行われ、アルゼンチン(B組1位)がメキシコ(A組2位)を3―1で、ドイツ(D組1位)がイングランド(C組2位)を4―1でそれぞれ破り、準々決勝に進出した。
アルゼンチンは2大会連続、ドイツは15大会連続のベスト8入りで、両国は7月3日にベスト4を懸けて対戦する。
アルゼンチンは前半26分、オフサイドと思われたテベスのゴールが認められて先制。イグアインが加点すると、後半にテベスの強烈なミドルシュートで突き放した。メキシコは5大会連続で16強止まり。ドイツは2―1で迎えた後半、ミュラーの連続ゴールでイングランドを突き放した。
日本代表は29日にパラグアイ戦が行われるプレトリアに入り、練習した。

地球の影で月が欠けて見える「部分月食」を、26日夜、日本全国で観測できる。
南東の空が晴れていれば、月食は午後7時16分ごろ始まり、午後10時ごろまで楽しめる。食の最大は午後8時38分ごろで、満月の54%が欠ける状態となる。
国立天文台によると、月食が始まる時刻は全国ほぼ同じだが、九州や中国、四国地方、北海道の一部では、月の出が遅いため、月食が始まった状態で昇ってくる。南東方向が開けていて地平線近くまで見える場所が観測に適している。
元日に続く今年2回目の部分月食。次の機会は12月21日で、月がすべて地球の影に隠れる皆既月食を日本全国で観測できる。
(2010年6月26日02時23分 読売新聞)
一生分の情報をすべてデジタル化したら、どれくらいの容量が必要になると思いますか?
マイクロソフトのプロジェクト“MyLifeBits”では、以下のように各情報量を概算した上で試算を行っています。
1日100通のe-mail(1通5KB)
Webページ閲覧1日100ページ(1ページ50KB)
1日5ページの文書スキャン(1ページ100KB)
10日で1冊の本(1冊1MB)
1日10枚の写真(1枚JPEG形式で400KB)
1日8時間の電話、音声メモ、議事録などの音声(8Kbps)
10日で1枚の新しい音楽CD(128Kbpsで45分)
この基準で計算すると、約5年で容量は80GB(ギガバイト)になります。仮に人間の寿命を70年とすると約1.12TB(テラバイト)、たったの1TB強なんですね。
上の基準は2003年に公開された資料によるものなので、現在ではもう少し1つ1つのデータ量が多くなります。これまでに蓄積されたデータを分析した最近の研究においては、一生を記録するには約3TBの容量が必要であるとしています。
それでも、たったの3TBです。
私たちの一生分の情報って、案外少ないんですね。
突然の首相退陣と新内閣の発足で陰に隠れてしまったが、この間、民主党の衆院議員に見過ごせない動きがあった。党副幹事長だった辻恵氏が検察審査会の事務局に問い合わせの電話をかけていたという問題である。
辻氏は審査の一般的な手続きについて説明を求めただけで、批判されるようなことはないと言う。だとしても、政権党の幹部として著しく自覚を欠いた行為である。民主党は問題の所在をしっかり認識する必要がある。
資金管理団体をめぐる土地取引事件で小沢一郎前幹事長を起訴すべきか否か、審査会の議論は最終段階に入る。参院選が迫り、結論はもちろん議決の時期にも注目が集まっている。
そんな状況下で、小沢氏に近い議員が、審査員の任期や交代の際の手続き、法的助言をする弁護士の選任方法などについて問いただす。どんな意図が込められているか、誰の目にも明らかだろう。求めに応じれば政界の影響が及んだと見られかねない。事務局が回答を拒んだのは当然だ。
検察権の行使を含む広い意味での司法分野と政府・与党とは、どんな距離を保つべきか。それは、民主主義の成熟度にかかわる難しい問題である。
多数による支配に縛られず、憲法の理念、そして法と証拠に基づいて判断を下すのが司法の使命だ。中には政権にとって不都合なこともある。そこに国政調査権の行使や人事を通した干渉が生まれる可能性がある。
「偏向判決」を理由にした裁判官攻撃やロッキード裁判への介入を狙ったとされる法相の起用など、自民党政権時代に緊張した局面は何度かあった。だが、政治と司法双方に向けられた国民の監視と批判の下、何とか均衡を保ちながら関係を維持してきた。その経験と教訓は、政権が交代した後も引き継がれなければならない。
辻氏は自らのホームページで、審査会に強制起訴権限を与えたことを批判し、「国民を魔女狩りに駆り立て人権保障機能を危うくする」と説く。法改正の趣旨を踏まえない何とも一面的な見方だが、そうした問題意識を持ち、議論をおこしたいのなら、なおさら特定の事件への介入という見苦しい振る舞いはやめるべきだろう。
これまでも指摘してきたが、最近の民主党議員の言動には、今回の辻氏に通じる危うさがつきまとう。権力を握る者には権力の重みをわきまえた自制と見識が求められるが、それが共有されていないのではないか。
鳩山内閣の末期、世論の支持が離れた背景には、政策の迷走だけでなく、そうした党の体質への疑念と不信がある。そのことを議員一人ひとりが自覚して身を律しなければ、菅―枝野体制がめざす「信頼の回復」に向けた歩みも厳しいものになる。
菅直人新首相が誕生した。迷走を極めた鳩山内閣が9カ月足らずで退陣し、民主党の政権担当能力への国民の信頼が大きく揺らぎ、2度の失敗が決して許されない中で国政のかじ取りを担う。こっちも
前政権の失敗を踏まえ政権の性格が変わったことを示すためには小沢一郎前幹事長との二重権力構造を招かない体制を構築し、組織優先でバラマキ型に陥った悪弊を改めることが必要だ。危機的状況にある財政再建、揺らぐ日米関係の再構築など内外の諸課題で責任ある方策を掲げ、来る参院選で国民の審判を仰がねばならない。
◇「脱小沢」を徹底せよ
「日本の行き詰まりを打破したい」。菅氏は国会での首相指名後の記者会見で難局にあたる決意を強調した。だが、人事、政策については総じて慎重な言い回しに終始した。
今回、民主党代表選の焦点は、鳩山由紀夫前首相と共に役職から身を引いた小沢氏の影響力排除をどこまで示せるかにあった。菅氏の貫禄勝ちだったとはいえ、小沢氏と距離を置く姿勢を明確にしたうえで樽床伸二衆院環境委員長に圧勝した意味は大きい。最大勢力である小沢氏系グループがキングメーカーとなる構図は幻想だったとすら言える。
とはいえ「脱小沢」の明確な指標は、党の要の幹事長人事だ。小沢氏と距離を置く枝野幸男前行政刷新担当相の起用を検討している模様だが、仮に小沢氏への配慮から見送るようでは政権の足元を見られよう。
国会で首相に指名されたにもかかわらず、組閣を来週に先送りした対応も異例だ。体制構築にある程度の日数をかけることはやむを得ないが、危機管理上、本来は首相指名選挙も延ばすべきではなかったか。
菅氏に求められるのはトップの言動への信頼を回復するリーダーシップの発揮である。市民運動からスタートし、さきがけなどを経て旧民主党結党に参画した菅氏は非2世議員で、自民党に所属した経歴も持たないという近年の首相にないユニークさを持つ。ここ数代、ひ弱で資質が問われたリーダーたちとは異質のしたたかさを期待したい。
だからといって、国民の菅氏を見る目が決して温かいわけではあるまい。鳩山内閣の副総理としても存在感を発揮したとは言い難い。かつて厚相として「薬害エイズ」に切り込んだ改革者のイメージを取り戻すには、前政権の路線継承を強調するだけではいけない。政策や政権運営の見直しを果断に進めねばならない。
組織票対策があらゆる政策課題に優先したかのような選挙至上主義を捨て、開かれた党運営に改めることが大切だ。「政治とカネ」の問題も真に政界の浄化を目指すのであれば小沢氏らが説明責任を果たすことはもちろん、企業・団体献金の全面禁止など結果を見せねばなるまい。
「脱官僚」の政治主導が機能しなかった総括も必要だ。政治家と官僚の役割分担を整理し、意思決定をスムーズに行う仕組みを再構築すべきであり、菅氏が会見で官邸体制の再構築に言及したのは理解できる。鳩山内閣では首相が政務、小沢氏が党務を分担する仕組みが機能せず混乱した。政権交代と同時に廃止された党政調を復活させることも賛成だ。
◇責任ある公約示せ
内外の政策課題でまず直面するのが政権崩壊の要因となった沖縄・普天間飛行場の移設問題である。菅氏は辺野古沖に移設する日米合意を踏襲し、沖縄の基地負担軽減に取り組む姿勢を示した。だが、沖縄県や名護市の同意が得られるめどは立っていない。その一方で、8月末に工法など具体案の策定を迫られる。
仮に調整に失敗すれば普天間飛行場の固定化という最悪のシナリオを招きかねない。当面の危険除去の検討を急ぐことはもちろん、首相自ら早期に沖縄に行き、失われた信頼関係の構築を急がねばならない。
財政も危機的状況にある。菅氏はこれまで消費増税積極論者だったが鳩山前首相の「消費税4年据え置き」との方針を果たして見直すのか。指針を示さなければ、責任ある政治とは言えまい。
その意味で、重要なのが参院選で有権者に示す党の公約だ。さきの衆院選で掲げたマニフェストはバラマキ型の内容ですでに財源の骨格が破綻(はたん)している。誤りは率直に国民に謝罪したうえで、実現可能なプランを示さねばならない。
参院選は本来、鳩山内閣の中間評価の場となるべきだった。菅氏が小沢氏と距離を置けばその分、9月に任期満了を迎える代表選のハードルは高くなる。参院選である程度の結果を示せなければ政権運営が立ち行かなくなる事態も十分にあり得る。そうなれば民主党の政権担当能力が今度こそ問われる。
一方で、自民党など野党も戦略の練り直しを迫られる。逆風が吹く鳩山内閣の下での参院選突入を本音では期待していた向きもあった。だが首相交代を受け、単純な与党批判から一歩踏み込んだ政策論争が選挙戦で求められよう。
鳩山前内閣の混乱と挫折を決して無駄にせず、教訓として生かすべきだ。それは、与野党が共通して国民に負う責務である。
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毎日新聞 2010年6月5日 東京朝刊
歴史的な政権交代を選んだ民意に、今度こそ応えることができるのか、極めて重い責任を引き継いだ。分かっていてやっているのか、本当に舞い上がってしまっているのか…。
民主党の新しい代表に菅直人・副総理兼財務相が選ばれ、衆参両院の本会議で新首相に指名された。
菅新首相の登場には、昨年の政権交代にひけを取らないくらいの歴史的な意味合いを読み取ることができる。
新首相を表現するキーワードは、「市民」である。
団塊の世代に属する菅氏は学園闘争や「市民運動」を経て政界入り。婦人運動で知られる故市川房枝氏を参院議員に担ぎ出したことで知られる。
■「田中派」の系譜絶え
1996年、鳩山由紀夫氏とともに旧民主党を結成したときのキャッチフレーズも、「市民が主役」だった。
地縁血縁、企業や団体を集票基盤としてきた自民党は「抽象的な幽霊」(中曽根康弘元首相)などと「市民」を目の敵にしたが、十数年を経て、そのトップランナーが首相に上り詰めた。日本政治の新たなページである。
菅氏は普通のサラリーマン家庭に育った。過去4代、そろって1年前後で政権を放り出してしまった安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山の各氏は、いずれも首相経験者の子や孫だ。
戦後の歴代首相は政治家一家の出身者か官僚出身者が大多数であり、この点でも極めて異色の出自といえる。
鳩山氏、小沢一郎前幹事長の「ダブル辞任」と菅氏の登場は、「政治は数、数は力、力は金」という自民党旧田中派、旧竹下派の系譜が完全に断ち切られたことも意味する。
鳩山氏は早くから「クリーンな政治」を掲げた政治家だが、もともとの出発点は旧田中派である。その嫡流だった小沢氏とともに、政権交代後も「政治とカネ」の問題にまみれたのは歴史の皮肉な巡り合わせだった。
菅氏の現実主義者の側面も見逃せない。民主党を政権を狙いうる政党にするため自由党との合併を実現した。
■のしかかる日米合意
今回の代表選は本来、鳩山政権の失政を総括し、民主党が出直しの足場を固める機会だった。ところが、鳩山首相の退陣表明のわずか2日後に実施するという拙速ぶり。そんな選挙戦を通じ「世代交代」を訴えた中堅の樽床伸二衆院議員より、厚相として薬害エイズ問題に取り組んだ実績や党代表を2回つとめた経験のある菅氏が選ばれたのは、当然の結果ともいえるだろう。
菅政権に立ち止まっている余裕はない。沖縄県の米海兵隊普天間飛行場の移設をめぐる迷走で揺らいだ日米関係の再構築は差し迫った課題である。
副総理として内閣の要にいた菅氏はこの問題にだんまりを通していたが、これからはそうはいかない。名護市辺野古への移設を決めた日米合意と、これに猛反発する沖縄の民意がさっそく重くのしかかる。事態打開への戦略と陣立てを早急に固めないと、再び政権を揺るがす事態にも発展しかねない。
月末にはカナダで、G8、G20サミットという首脳外交の舞台も控える。
今後の経済財政運営の基本となる成長戦略と中期財政フレーム、財政運営戦略は月内の策定に向け、大詰めの時期を迎えている。参院選に向けたマニフェストの練り直しも急務だ。
次々と直面する政策課題を、いかに的確に着実に処理していくか。かぎを握るのは、菅新首相を支える官邸中枢の顔ぶれや、各閣僚以下政務三役らの総合的な「チーム力」だ。
それをうまく築き上げることができるかどうか。菅政権が久々の本格政権として安定した政策遂行に取り組めるかどうかは、まずここで試される。
菅氏は内閣の要となる官房長官に仙谷由人国家戦略相の起用を決め、党務を担う幹事長には枝野幸男行政刷新相をあてる方針だ。「脱小沢」の決意の表れだろう。と同時に人事には政策への精通や実行力、官僚の掌握力など多様な力量が考慮されなければならない。週明けの組閣が菅政権の将来を左右するといって過言ではない。
■「政策一元化」の実を
鳩山政権で失われた政策実行力や統治能力を取り戻すには、「政策決定の一元化」の立て直しも急務だ。
菅氏は小沢氏が廃止した政策調査会を復活させる意向を明らかにした。
政策をめぐり、政府だけでなく与党内でも闊達(かったつ)な議論が行われ、政策に反映されるのは当然だ。そもそも政権奪取前の構想では、党政調会長が国家戦略相を兼務し、党幹事長も入閣することにより、一元化の実をあげることになっていた。組閣と党役員人事という構想実現の好機を逃してはならない。
社民党の離脱で揺らいだ連立の枠組みをどうするかも考えどころだ。
菅氏は国民新党代表の亀井静香郵政改革相と会談して連立継続を決め、郵政改革法案の速やかな成立で合意した。民営化の方向を根本的に見直す法案を乱暴に扱ってはいけない。廃案にし仕切り直すべきだ。
重要な政策課題をめぐって、連立相手の主張をどこまで受け入れるのか。連立解消の分岐点はどこか。政党間協力や国会での合意形成の新たな手法を工夫しつつ、再考すべきだろう。
参院選は民主党政権9カ月の中間評価とともに菅政権に対する事実上の信任投票になる。失敗を反省し、生まれ変わった姿を国民に見せられないと、厳しい審判は避けられまい。
民主党の小沢一郎前幹事長は4日夜、党岩手県連の集会に寄せたビデオレターで、「参院選に勝利して政権を安定化することで、本当の意味の改革が実行できる。そのときに、まさに自分自身が先頭に立って頑張ってまいりたい」と述べた。9月の党代表選に自ら立候補する可能性を示唆したともとれる発言で波紋を広げそうだ。
集会では、衆参両院の本会議で菅直人代表が新首相に指名された直後に、ビデオレターが収録されたと説明された。
また、小沢氏は同日夜、都内で開かれた自身を支持するグループの会合であいさつし、代表選で樽床伸二衆院環境委員長が129票獲得したことについて「私は立場上、動けなかったが、次につながる良い数字だ。あと90(票獲得)で首相が取れた。90なんて難しい数字じゃない」などと語った。(2010/06/04-23:45)