15/10/2007

大人のあるべき行動ができてこその大人なんだなぁ

 ブログを通じて知り合った長崎県諌早市の小6女児を自宅に連れ込んだとして、大阪市福島区玉川に住む20歳の男性会社員を、長崎県警が未成年者誘拐の疑いで逮捕したって話。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071014ddm041040107000c.html (毎日jp)

 この事件を最初に知ったときは、女の子もブログ開設すつほどのタマで事態は把握していたんだろうけど、殺人事件に発展しなかったのは救いかなぁ・・・って感じかな。小6にして「持ち歩いている自分のパソコン」ってのが恵まれているなぁとも思ったけど、それが捜査の進展を早めたんだからねぇ。
 でも、展開はややこしい方向に。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071014/crm0710141831015-n1.htm (MSN産経ニュース)

 これって、容疑者にシンパシーを抱く人から見たならば、小学生が家出して男の部屋に転がり込んだだけで、むしろ少女の家庭における環境こそ問題を求めるんじゃなかろうかって展開になってきてるようだ。保護者と少女の親密性の濃淡は記事からは窺えないけど、ブログ上でこの女子が「寂しい」「周りが自分を分かってくれない」と悩みをつづっていたって点を考慮すると、確かに保護者の状態を知りたくはなるわなぁ・・・。
 家に居るのが耐えられなくなって逃げてきたのを保護するにしてもやり方が間違っているんじゃないか?容疑者がマンションに一人暮らししているところに連れ込むって他に方法はなかったのか?
 それに容疑者は、女児と仲良くなりたかった、って供述しているってことなので、言い訳の仕様がないだろう。

 それにしても、警察が女児の聴取をする前にカウンセラーによる面談なり聞き取りをしたんだろうか?子供は保護する対象だけど、パターナリズムだけでは上手くいかないことは少女の供述から伝わってくるんだけどなぁ・・・
 

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