2009年1月29日
大阪府の橋下知事はん。相変わらず、言い方きっついなぁ。「学力も駄目、体力も駄目。大阪の教育は、どうなってんねん」やて
▼確かに、大阪府が前の全国学力テストに続いて、今度の体力テストでも全国平均をえらい下回ってしもたのは事実です。せやけど「普通、勉強ができなければ体育はできる。学力も体力も低くてどうする」まで言われたら、大阪の中学生の一人としてへこみますわ
▼知事だけちゃうけど、大人ってほんまに比較が好きやなぁと思います。経済協力開発機構の学力調査でも、日本が何位に下がってもた、えらいこっちゃ、学力低下やって大騒ぎするでしょ
▼比較して自分の位置を確かめることに一定の意味があることは認めます。でも、ただ他と比べて駄目みたいに決めつけられると正直しんどい。子どもの親への声を集めた公共広告機構の広告『こども教育委員会』にもありますよ。<ぼくを他の子と比べるのはやめて下さい>
▼友達が持ってるから同じ物買(こ)うて、なんて頼むと親は大概言うでしょ。「あの子はあの子、あんたはあんたや」。それが、成績とかの話になると「なんで、あの子より下なん?」。都合よすぎへんかなぁ
▼他の国や他の県や他の子と比べて駄目駄目言わんといてほしいんです。あの広告にはこんな声もあります。<できないと決めつけないでぼくを信じてください>
別に橋下知事の言ってることに諸手を挙げて賛成しているわけじゃないけれど…。
コレが所詮「中日新聞の記者が造った橋下批判」であって「大阪の中学生の意見」でないことも分かってるし、コレが所詮「記事」ではなく「コラム」なんで、捏造だなんていう気持ちはない。「キモい」のは、他所の人間が抱いている大阪弁ってこんなのかって…。「極妻」の岩下志麻もそうだったけど。今日日、こんな中途半端な河内弁らしきものを話しているのは、落研の学生か芸人くらいかと。それから、二十年程前まで、中山美保が女学生役でセーラー服を着て普通に出演していた、吉本新喜劇を彷彿とさせる違和感。
この中日新聞の妄想を、大阪の中学生の意見だと思い込む人が何人いるかは分からないけど、そもそも大阪の中学生は中日新聞を読まないだろうし…。
0 件のコメント:
コメントを投稿