06/07/2009

訃報:土居健郎さん

「甘え」の構造 土居健郎さん死去、89歳 (asahi.com)

 「『甘え』の構造」などの著書で知られる精神医学者の土居健郎(どい・たけお)さんが5日午後3時27分、老衰のため死去した。89歳だった。葬儀は身内だけで行い、後日、お別れの会を開く予定。喪主は長男望(のぞむ)さん。
 東京都生まれ。71年の著書「『甘え』の構造」(弘文堂)は140万部を超え、ロングセラーになった。「甘える」という言葉は日本独自のものと指摘。突き放されることを嫌がる「甘え」の心理から、義理人情や遠慮など日本人の特性を分析した。
 ちなみに、「甘える」を自動翻訳してみると、"I fawn." 「甘え」を自動翻訳してみると、"sweet"。ナンじゃそれ…の感は相変わらずだけど、土居さんの「甘え」はdependency。
 それはそうと、あるコンセプトに関して、「誤解」が一般的解釈として拡がることがあるけど、「甘え」もそれに近かったんじゃないかな。

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