【ベルリン共同】サッカーのドイツ代表GKロベルト・エンケ(32)が10日夕(日本時間11日未明)、ドイツ北部ハノーバーの踏切で列車事故で死亡した。DPA通信などによると、地元警察は現場の状況などから自殺とみて調べている。
ドイツ代表GKが事故死=エンケ選手、自殺の可能性-サッカー (sportsnavi.com)
【ロンドン時事】サッカーのドイツ1部リーグ、ハノーバーに所属する同国代表GKロベルト・エンケ選手(32)が10日、ハノーバー近郊で電車にひかれ死亡した。ロイター電によると、地元警察当局は電車に飛び込んだ投身自殺としている。GKとしての総合力は勿論、そのプロ意識の高さと精神力の強さで知られていた選手だけに、第一報に接した時には、信じられなかった。
同選手はドイツ代表としてこれまで8試合に出場し、来年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の正GK候補だった。ウィルス性の病気で戦列を離れていたが最近になって復帰。今週末と来週に親善試合を行う同代表からは外れていた。代表チームのビアホフ・マネジャーは「ショックに打ちひしがれており、言葉がない」とコメントした。
エンケは国内のほか、ベンフィカ(ポルトガル)、バルセロナ(スペイン)などでもプレー経験を持つ。私生活では2006年に2歳の娘を病気で失い、今年には2カ月の女の子を養女に迎えていた。
娘さんの死やウイルス性の疾患など、私生活での不幸や、代表での正GK争いなど、想像を超えるストレスにさらされていたであろうことを考えると、発作的な行動だったのかなぁ。精神力の強さが最大の魅力、という風に評されていた選手だけに、精神的な負担をどこかで相談したり出来なかったのかもしれない…、なんだかやりきれないなぁ。
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