西岡武夫参院議長は16日の記者会見で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の責任について、「官房長官の方が重い。一連の事柄について、責任を問われてしかるべきではないか」と指摘した。与党に推されて選ばれた議長が閣僚の責任に言及するのは異例で、波紋を呼びそうだ。
その理由として、西岡氏は「(中国人船長の)釈放時に仙谷氏は首相臨時代理だった。これは大きな違いだ」と強調した。ただ、責任の取り方に関しては、一般論とした上で、「本来閣僚は自ら責任を取るべきであり、野党から不信任を突き付けられてどうこうするのは、政治家としていかがなものか」と述べるにとどめた。
一方、西岡氏は、政府の行政刷新会議による事業の「再仕分け」について、「自分で概算要求をつくりながら、仕分けの対象にするのは論外だ」と疑問を呈した。(2010/11/16-20:33)
17/11/2010
仙谷長官により重い責任=尖閣対応で異例の言及-西岡参院議長 (時事ドットコム)
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