2010.11.08 Mon posted at: 10:05 JST係争地の全てを示してみる地図をも表せばいい。その境目をカラフルに現してみれば。
(CNN) インターネット検索大手米グーグルの地図情報サービス「グーグルマップ」が、世界各地で領土をめぐる争いに巻き込まれている。中米ニカラグアと隣国コスタリカの領土論争でも、グーグルマップがやり玉に挙がった。
両国はサンホセ川沿いの一部地区をめぐって領有権を争っているが、グーグルマップでは問題の地区がニカラグアの領土になっている。グーグルマップとマイクロソフトの検索サービス「ビング」の地図を見比べると、国境線の位置が異なるとの指摘もある。
報道によれば、この問題でコスタリカがグーグルに国境線の訂正を求めたのに対し、ニカラグアは国境線を変更しないよう申し入れたという。
グーグル広報はこれについて、調査を行って誤りが見つかれば訂正すると語った。同社は複数の情報源から地図情報の提供を受けており、世界の地図を常に最新の状態に保つのは難しいとしている。
グーグルマップはこれまでにも世界各地で論争の種になってきた。カンボジアは今年、グーグルマップに示されたタイとの国境について「著しい誤解を招く」と抗議した。米国ではフロリダ州の都市が地図から消滅する騒ぎが起きている。
グーグルマップでは、公式に係争地となっている国境部分を赤い線または点線で示している。コスタリカとニカラグアの国境線はまだその状態になっていないが、今後の状況によってはいずれそうなるかもしれない。
また、国によって国境線を変えている場合もある。中国のグーグルマップとインドのグーグルマップとでは、両国の法律に従った結果、国境の位置が異なっている。米国版では両方の国境が示されている。
なんて素晴らしい世界。What a wonderful world!
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