06/01/2011

ここまできたか

佐賀大、サークルコンパ届け出制に 一気飲みなし念書も (asahi.com)

2011年1月6日7時35分
 佐賀大学(佐賀市)は、コンパなどの飲み会を開く学生サークルに対し、計画書と、一気飲みを強要しないなどの誓約書を提出させる方針を決めた。昨年3月、理工学部1年でラグビー部員の男子学生(当時19)が部のコンパで飲酒後に死亡する事故があり、新年会や卒業生追い出しコンパを控えて再発防止を図るのが狙いだ。
 大学によると、計画書には参加者の氏名と店名、開始と終了の予定時間などを記入させる。未成年者の飲酒や一気飲みの強要などはしないという代表者の誓約書も出させる。実施に向け準備中だが、昨年12月から一部のサークルに計画書を提出させている。
 佐賀大には約110の公認サークルがある。瀬口昌洋副学長は「学内には、そこまでする必要はないという異論もあったが、痛ましい事故から学生を守るために考えた」と説明する。提出しなかったり誓約に反したりした場合の罰則は今後検討するという。
 昨年3月に死亡したラグビー部員は、ビールや日本酒を一気飲みしていた。大学側は、この事故の後も救急車で学生が運ばれたケースを2件把握しているという。
 学生の受け止め方は様々だ。運動部の4年男子(22)は「コンパでは結構な量の酒を飲む。届け出制は仕方ない」。文化系サークルに所属する1年男子(19)は「一律に届けさせるのはおかしい。やりすぎではないか」と疑問を呈した。
 福岡大(福岡市)も、サークルのコンパに届け出を求めている。学生課の担当者は「一気飲みをあおらないなどの念書も代表者から年度初めに取っている」と話す。それでも、学生が救急車で運ばれる事例が毎年数件あり、消防署の救命講習会に一部の学生を参加させているという。
 九州大(福岡市)は各学部事務所の窓口に飲酒事故への注意を促すチラシを置いており、熊本大(熊本市)は学内に注意書きを掲示しているが、いずれも届け出は求めていないという。両大学の担当者は「佐賀大の取り組みに注目したい」と話している。(吉村治彦)
    ◇
〈誓約書の内容〉
・未成年者に飲酒をさせない。
・一気飲み等の飲酒の強要をしない。・酔いつぶしをしない。
・酔ったうえでの迷惑行為をしない。
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 飲酒事故で子どもを失った親らでつくる「イッキ飲み防止連絡協議会」の代表、石谷師子さん(67)の話 学生の自主性を重んじる気持ちも分かるが、飲酒事故が一向になくならない以上、(届け出制の導入は)仕方ない。ただ、管理を強化するだけではなく、アルコールについての知識や届け出制の意味を学生にきちんと分からせてほしい。

 端的に言って大学当局の責任逃れ。ただ、大学当局が管理を強めたことによってかえって自分で自分の首を締めることになっちゃうことになるような。サークルだけでなく、クラスコンパや果ては合コンも…、なんて言ってたら際限ないよね。
 まぁ、誓約書の内容は当然と言っちゃ当然のことではあるんだけど。僕が学生時代にそれを遵守できていたかといえばそういう事はないからなぁ。
 もう飲酒に関する講習を必修単位にしちゃうしかないんじゃないの?
 そう言えば、最近では卒業論文を書かずに学士号をもらえる大学があるそうで…。卒論書かずにお酒の席でのマナーを学ぶって…そこが大学って言うのもね。なんだか自分の妄想ながら遣る瀬無い。

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