10/02/2011

耳かき店で性的サービス容疑、経営者逮捕 都内初摘発 (asahi.com)
2011年2月10日15時2分
 耳かき店で性的サービスをさせたとして、警視庁が東京都豊島区北大塚2丁目の「癒処(いやしどころ)イヤーリラクゼーション美美(みみ)」経営、鯉沼隼也容疑者(32)=住所不定=を風営法違反(禁止地域内営業)の疑いで現行犯逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかった。
 耳かき店は風営法上の届け出が不要で、厚生労働省は耳かきが医療行為に当たらないとの見解を示しており、警察や行政機関が実態をつかめていない。都内での摘発は初めてという。
 捜査関係者によると、同店はホームページで「風俗店ではない」と宣伝。しかし、女性従業員が客に耳かきをした後、鉄扉付きの別室で性的サービスをしていたという。6日正午ごろ、警視庁生活安全特別捜査隊が踏み込み、鯉沼容疑者を逮捕。鯉沼容疑者は「従業員には性的サービスをしないように指示していた」と容疑を否認しているという。
 同店は2009年10月に営業を始め、耳かきや指圧、アロマオイルマッサージのほか、10分2千円で性的サービスをしていた。1日約15人が来店し、約250万円を売り上げた月もあったという。
 耳かき店は05年ごろから都内や大阪などで急増。09年8月には東京・新橋で、耳かき店の女性従業員に一方的な恋愛感情を抱いた客の男が、女性と祖母を殺害する事件が起きた。

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