滋賀県議会の海東英和議員(56)が県議会委員会で、吉本新喜劇がいじめを助長する恐れがあるとして県教委に対し、新喜劇のテレビ番組を「ウオッチ」し、場合によっては意見を言うよう求めた。番組の監視や、テレビ放送への行政の介入を要請したとも取れる発言だ。
15日の県議会文教・警察委員会で海東氏は、国が発表した児童生徒の問題行動調査の県内結果を議論する中で、関西地方で特に人気の吉本新喜劇を例示し「チビ、デブ、ハゲをばかにし、たたいたり、蹴ったりする」と述べ、いじめとの因果関係をただした。
さらに「悪質、品位の良くないやつも公共電波で流れている」とし「海外では教育委員会が番組をウオッチし、あんまりなことには『おかしいぞ』と言う。県教委も新喜劇をウオッチしないといけないのでは」と主張した。
県教委担当者は取材に「新喜劇がいじめにつながる可能性があるかどうかは分からない」と話し、新喜劇を公演する吉本興業広報部は本紙に「直接、言われたわけではないので、コメントする立場にない。新喜劇を把握されているのはありがたいが」と語った。
芸のレベルが低いので、弱い者いじめのカタルシスで笑いを誘うことしかできないのが「大阪名物」の地位に君臨して早幾年。
いじめる方は「おいしい」などと言って自分の行為を正当化するが、芸の無いことのいい訳でしかないというか、芸の無いことさえ自覚できない。まさに笑いのポピュリズム状態。
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