アカデミー賞で再燃「#MeTooムーブメント」はどこまで行くのか これは一時的な社会現象ではない(佐久間 裕美子@現代ビジネス)
「すべてを理解することは、すべてを許すこと」という警句はトルストイが最初に使ったようです(クイズひまつぶし)
フランスには、『すべてを理解することはすべてを許すこと(Tout comprendre, c'est tout pardonner. 英語では、to understand all is to forgive all)』ということわざがあり、このフランス語がそのまま『ランダムハウス英和大辞典』に載っていたことは、問題65(生き方)の答えでご紹介しました。さらに、『許せないことがある場合には、理解していないことがある』という文(命題)は、このことわざと論理学でいう『対偶の関係』にあり、同じ意味(論理的に等価)であることを、問題75(論理学)の答えで示しました。
上記の二つの問題では、この言葉は「フランスのことわざ」として扱いましたが、2013年3月7日に読者の小林順子様が、こんなことわざはフランスには存在せず、これは、トルストイの『戦争と平和』に出てくる名句であることをメール(2013年3月7日付の小林様のメール)で教えてくださいました。私もインターネットで調べてみましたが、小林様のおっしゃるとおり、これはトルストイの『戦争と平和』で初めて使われた名句(以下ではほぼ同じ意味の警句(けいく:(広辞苑)人生・社会・文化などについて真理を簡潔な中に鋭く表現した語句)という言葉にさせていただきます)のようでした。
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