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モーリー・ロバートソン 杉田水脈議員「生産性」発言の背景を語る(miyearnZZ Labo)
(モーリー)そうですね。たとえば最初にブレグジットでこういう考え方が政治の駒になっていったんですけども。要は社会の弱者や少数者というのはお金や税収がなくなった中で「社会保障の安全網(セーフティーネット)にお金がかかりすぎる。それをカットしろ!」っていう風に極右のポピュリズムは言うんですけども。それを真っ先に享受するのは立場の弱い人なんですよ。実際に立場の弱い人たちのために中央で職を失っている人たちは頑張って納税して。それが生活保護であるとかシングルマザーの子育てとか同性婚になんで使われなきゃいけないんだ? 自分はまともに結婚をして家族を養っているのに……みたいな憤りを吸い上げていくのがポピュリズムの手法なんですね。
(徳永有美)はい。
(モーリー)ですから、いわゆる自分の「負け組なのに普通だ」っていう……「普通なのに負け組。それは社会が間違っている!」っていうそういう思いを吸い上げるのが右翼ポピュリズムのやり方で、そのマニュアルがここに見え隠れしているんですよ。
(徳永有美)ある意味、その左右の左の人たちが……。
…
(モーリー)ところが、訴訟がいっぱい起きて。たとえば『ニュース女子』という番組はそれでMXテレビから外され、MXの社長もBPOの審議を受けてお詫びをしちゃったんですよ。っていうことは、マスコミの中で外国人差別っていうのは駒としてだんだん使いづらくなっている。そして声をあまり上げていないLGBTおよび事実婚の女性。こういう人たちが次なる標的として、ポピュリズムの手法がやりやすいところに移ったという見方もできるんですね。
(徳永有美)自民党のこの杉田議員はそこまで考えて、もしかしたら狙ってやっている部分もあるかもしれない?
(モーリー)杉田さんがご自身でこれを全部設計されたとは思えません。ところが、アメリカの極右メディア『ブライトバート』……これはスティーブ・バノンがやっていたんですけども。そこにはひとつの徹底した哲学があるんです。世界の秩序がリベラルに傾きすぎた結果、アメリカが弱くなった。ですからリベラルな人権、人道に配慮しすぎという。彼が見ている世界秩序をもっと民主主義のそういう力を弱めて弱肉強食にすることで――ある種の美学ですね――本来の強いアメリカが帰ってくるという。これを日本の極右系政治家はたぶん拝借をして、それをいまテストしているんだと思います。
(徳永有美)テストの段階?
(モーリー)テストマーケティングです。
How do the clouds stay up in the sky? – Samson, age four, London, UK.(Curious Kids: how do the clouds stay up in the sky?)
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