http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007062020.html (ZAK ZAK)
「あなたがデリヘルで遊んだ女の子が未成年だった」。こんな電話がいきなりかかってくる新手の振り込め詐欺の被害が増殖中だ。犯人は闇でデリヘル利用者の個人情報を入手しているとみられ、被害者は心当たりがあるだけ引っかかりやすい。デリヘルで遊んだことのある男性は少なくないはず。万が一の事態に備え、その手口は要チェックといえそうだ。
神奈川県警捜査2課によると、今月に入って同県内で2件のデリヘル示談金名目の詐欺事件が発生した。2件の手口は類似しており、いずれもデリヘルの利用経験がある男性が被害者という。
横浜市在住の会社員(34)は、探偵を名乗る男性から携帯電話に「あなたは以前、○○(地名)のデリヘルを利用しましたね。その時の女の子が未成年で、親が警察沙汰にするといっている。もし示談で済ませたいなら指定した口座に現金を振り込むように」などとかかってきた。
男性は最近、栃木県から横浜市に転居したが、栃木でデリヘルを利用したことがあるため、数回に分けて計110万円を支払った。
小田原市内に住む会社員(26)の場合、リサーチ会社の社員を名乗る男性から同様の電話があり、計50万円を支払った。この会社員の場合、静岡県の沼津市でホテルにデリヘル嬢を呼んだことがあった。
この2件で使われた銀行口座は別々のもので、実際に遊んだ場所も違うため、同一犯による犯行かどうかは、今のところ不明だ。捜査2課では両事件とも、デリヘル利用者の個人情報が流出して起こった可能性が高いとみて捜査している。
小田原市の被害者は未成年という認識はなく、「どうみても相手は20代以上と思っていた。それでも突然の電話に驚いてしまい、最初に慌てて小額を振り込んでしまった。相手の要求が度重なるなかで話がおかしいとも思い、警察に駆け込んできた」(捜査関係者)という。
捜査関係者は「詐欺犯に簡単にお金を支払ってしまうと、相手はいいカモだと思い、何度も金を絞りとろうとするのが常套(じょうとう)手段」と指摘する。
捜査2課によると、同県内では2005年から、同様の手口の詐欺被害が計5件起きているという。被害者が実際に遊んだ場所が神奈川県内に限られておらず、潜在的な被害者は関東一円もしくは日本全国にいる可能性もありそうだ。
ZAKZAK 2007/06/20
現宮崎県知事の東国原氏が、そのまんま東だった頃に社会的な激しい批判に晒されたのもこの「18歳未満とは知らなかった」問題だけど、彼がこの謹慎期間を有意義に活用する形で知事になったことを考えると、このテの詐欺で、何人の後世の賢者が誕生するのかなぁだなんて思った僕は不謹慎だなぁ・・・。
喜国氏のマンガで、台風によって落ちるリンゴを目の当たりにしたりんご農家の人々が、物理学上の理解を深めていく(ニュートンが落下するリンゴによって万有引力の法則を思い至ったって事のパロディー)ってのが有ったけど、そのマンガを思い出した。
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