大学入試センター試験が17日始まり、外国語など初日の日程を終えた。英語のリスニングは志願者の90.9%に当たる49万4350人が受験。今年で4回目だが、181会場の計253人がICプレーヤーの不具合を申し出るなどして試験を中断し、終了後に同じところからやり直す「再開テスト」の対象になった。昨年の対象者数の181人を大きく上回った。
全738会場の人数を集計した。253人のうち222人が「音が流れない」などとプレーヤーの不具合を訴え、プレーヤーの落下などで中断した受験生も31人に上った。
対象者のうち実際に再開テストに臨んだ受験生は249人で、4人が辞退。さらに、249人中10人が再度不具合を訴えて「再々開テスト」を受け、1人は3回目の中断をした。不具合の申し出があったプレーヤーは、回収して原因などを調べる。
リスニングは、一部を除いて午後5時35分から1時間あり、プレーヤーの調整などを除いた実質的な解答時間は30分。初年からトラブルが相次いだため、センターはプレーヤーを改良、操作方法の周知にも力を入れていた。
リスニング以外の各教科の受験者数と、志願者数に対する割合は次の通り。公民30万5639人(56.2%)▽地理歴史35万9936人(66.2%)▽国語48万4884人(89.1%)▽外国語50万1115人(92.1%)。
下で紹介した岐阜大のケース は、どちらかといえば笑い話っぽいけど。
誰が何のために考え出したのかは知らないけど、件のICプレーヤーほど無駄なモンはないだろ…。昨年よりも不具合が増加しているって、もうダメだろありゃ。そもそも、英語のリスニング力が試される場面であんなに聞きやすい状況であることの方が珍しいのに、実践的な英語力を試すだなんて聞いて呆れるよ。
僕が受験生だった頃は、センター試験にリスニングはなかったけど、リスニングといえば放送が当然だったし、それで不具合はあまりなかった。とある大学で、監督官が居眠りしてしまい、そのイビキで受験生からクレームが出たって話くらい…。
不具合が発生して、監督など立ち会う方にもいらん気を遣わせるモンを態々遣うのには、よっぽどオイシイ思いをする人たちがいるんだろうな。
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