2010.7.1 01:02
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民主党が参院選対策として同党国会議員にマニフェスト(政権公約)への有権者の疑問や批判にどう回答するかをまとめた想定問答集を配布し、その中に「マニフェストは生き物」などと修正を正当化するような表現があることが30日、分かった。参院選マニフェストは、子ども手当やガソリン税の暫定税率廃止を打ち出した昨年夏の衆院選から修正が図られ、批判が寄せられている。議員関係者からも「これでは場当たり的で、有権者に説明できない」との声が上がっている。
想定問答集は「参院選マニフェストQ&A」。関係者によると、公示前日の23日の日付で衆参国会議員に配布された。
民主党の参院選マニフェストへの疑問や批判を自ら61項目想定。このうち「09マニフェスト(衆院選)と参院選のマニフェストの違いは何か」と問われた場合は、「09マニフェストは政権交代を主張する野党のマニフェストで、参院選マニフェストは政権を担当する与党のマニフェスト」と、与党になったらマニフェストは変わるのは当然といった内容になっている。
参院選マニフェストでは衆院選マニフェストの目玉だった「子ども手当」2万6千円を1万3千円と現物サービスに修正し、ガソリン税の暫定税率廃止も記載されていない。
その理由を「国民の声や各種世論調査、大幅な税収減など政権交代以降の環境や状況の変化に対応する観点」と説明。この点を有権者に「違反だ」と批判された場合は、「マニフェストは生き物であり、環境や状況の変化に応じて柔軟に見直すことも重要だ」と答えるように指示している。
衆院選で消費税を引き上げないと提唱したのに、参院選マニフェストで「消費税を含む税制の抜本改革」を掲げた点は、「次期総選挙までは消費税率を引き上げない」とした方針を堅持しつつ、「これまで民主党として任期中に消費税について一切議論しないといってきたわけではない」とも述べている。
全般にわたって修正の説明に終始する内容に、ある民主党議員の関係者は「こんな内容を回答したら、逆に有権者に不信感を抱かれてしまう」と批判している。
民主マニフェスト問答集 「これでは言い訳集」大半が弁明、おわびも
産経の揚げる怪気炎。「民主党の勝手にさせない!」と宣言しただけのこともあるし、突っ込みどころをちゃんと用意している民主党も流石と言うか…。
政治家の約束なんて信用できないってことで、我が国においては「公約」ってのがある種夢物語と同じ意味で使用される言葉になったんで、「マニフェスト」って言葉を民主党を使うようになった様に記憶しているけど、この言葉も「方便」と同じ意味を纏わされてしまった感じ。次はどこかが「プラットフォーム」だなんて言いそうだなぁって待っていると、「アジェンダ」って2、3歩後退して、これからこういう話し合いができたら良いなぁって…。
自他共に「マニフェスト」の提唱者だって認めている北川さんなんかによると、「マニフェスト」ってのは数字で目標を示すから、後で評価をしやすいって話だったけど、そういった話以前の問題。
結局、理念を示すことができない詐欺師が議会にのさばっていて、誰がそいつらを議会に送り出したんだって話という意味以上で国民主権って言葉が語りようがないくらい危機的な状況であるんだなぁってこと。
だって、民主がダメだからってそれでは何所に投票するのって…。
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