クリティカルシンキングの不都合な真実 ビジネスで「考える」とはどういうことか?(Lightworks BLOG)
アリストテレスは正と反の問答を通して妥当な仮説を構築するモデルを提示しましたが、問答にさらす前にできるだけ妥当性の高い仮説を構築したいと思うのは人情です。どのようにすれば妥当性の高い仮説を構築できるでしょうか。それは「考える」ための具体的方法と言ってもよいでしょう。
これに答えてくれるのが近代哲学の父と呼ばれるデカルトです。[4]実は、デカルトこそがクリティカルシンキングのルーツと言ってもよいのです。 デカルトの主張は有名な「方法序説」で述べられています。何のための方法かは、その副題を見るとわかります。直訳すると「理性を適切に導いて、科学において真理を探究するために」となっています。つまり、科学的に真理を見極める方法について説明しているのです。その具体的方法として、デカルトは次の4つで十分だとしています。
1.正しいと認められるものだけを受け入れる(明証性の規則
2. 答えを得られるように問題をできるだけ小さく分解する(分析の規則)
3.最も単純なものから最も複雑なものへと思考を進める(総合の規則)
4.全体を把握しているか、モレがないかを確認する(枚挙の規則)
日本人エンジニアの給料が上がらない理由(PRESIDENT Online)
花街のシステムに学ぶモチベーション維持・向上の極意 なぜ15歳の少女が厳しい職場で成長を実感できるのか?(Lightworks BLOG)
伝統社会に生きる舞妓さんも現代っ子です。自主性が尊重され、主体的に行動できることを良しとする教育を受けていることに変わりはありません。そのため、他人に尋ねて助けてもらうことの大切さがわかっていないことが多いと言います。何も知らない未知の世界で未熟な自分を高めていくためには、他人に尋ねて助けてもらうことがとても大切です。だから、仕込みさんには「教せてもらう用意」を説くと言います。
教えるというのは、教えられる側にそれを受け取る姿勢があって初めて成り立つ行為です。教えるのは上司や先輩の役目ですが、新人にも教えてもらう用意をする責務があることを、この言葉は表しています。「教せてもらう用意ができたら、現場でちゃんと教えてもらえます。舞妓さんとしてお座敷に出たら覚えんなんことがいっぱいありますさかいに、その場、その場で、みなさんから教せてもらうことが大切なんどす」とある置屋のお母さんが言っています。
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