2009.3.26 23:52
小学校に入学したばかりの児童が落ち着いて授業を受けられない「小1プロブレム」に対応するため、東京都品川区教育委員会が、幼稚園・保育園と小学校の一貫教育のカリキュラムを作成し、平成22年度の導入を検討していることが26日、分かった。
小学校入学前から集団生活のルールや、初歩的な読み書き、計算を教えるというもので、自治体として本格的な導入は異例という。
同区教委によると、区立・私立の幼稚園長や保育園長のほか、区立小学校長、学識経験者からなる「修学前教育推進委員会(仮称)」を今年5月に設置し、カリキュラムを作成。区内の小学校と幼稚園・保育園の交流を拡大し、ドッジボールや、合奏などを通じて集団生活のルールなどを教える。
また、小学校の教員が幼稚園などに出向き、入学前から、ひらがなの読み書きを教えたり、すごろくを使って一ケタの足し算、引き算などを学ばせたりすることも想定。保育士や幼稚園の教員もこうした内容を教えられるよう、独自の認定制度を設けることも検討する。
自宅で育児をしている家庭には、幼稚園などに来てもらって無償で同様の教育をしたいとしている。
同区の21年度予算案に「乳幼児教育の充実」として盛り込まれた。
基礎自治体が教育に関して、自由に裁量できる範囲が大きくなるのは良い事だと思う。というか、国が教育に口を出してよい方向に向かいそうにないから。
自治体独自の取り組みとして、一貫教育が流行 らしいけど、ギャップを解消する手段として、対処療法的に行なうのはなぁ。カリキュラム面では有効だろうけどね。
仕舞いに、産まれるときや就職する時にも面倒見なきゃならんようになるよ。
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