31/01/2009

ん!ねじれてる?

【主張】かんぽの宿 日本郵政は情報開示せよ (産経ニュース@msn.)
2009.1.31 03:19
 日本郵政西川善文社長が、4月に予定していたオリックス不動産への宿泊施設「かんぽの宿」70カ所などの一括譲渡契約について、凍結する考えを表明した。
 契約に至る経緯を問題視する鳩山邦夫総務相が、譲渡に必要な会社分割を認めない考えを示しているためだ。オリックス不動産以外に、選択肢を広げることも考えるという。
 譲渡契約については、2度の競争入札によって決まった。西川氏は29日の記者会見で「公明正大な手続きに従ってやった。不正はないと断言できる」と語った。
 だが、参加企業や入札金額などといった詳細は依然として明らかにされていない。日本郵政には、国民が納得するような情報開示を求めたい。
 契約について、最も問題視されているのが譲渡額の妥当性だ。土地取得代と建設費の総額で約2400億円がつぎ込まれた。これを、さいたま新都心に立地する「ラフレさいたま」や、首都圏の社宅9棟を含め約109億円で売却するのは、あまりに「安売り」ではないのかとの批判だ。
 これに対し郵政側の説明は、収益力に見合った実質価値は123億円で、負債を差し引いた純資産は93億円に下がるというものだ。オリックス側の提示額はこれを16億円上回っており、「安売り」批判はあたらないとしている。
 2400億円は長年にわたる取得額の累計である。建物の老朽化や土地の値下がり、年間50億円近くもの赤字を生み出す事業であることを織り込んだ現時点での評価額93億円と比較する議論は乱暴といえる。むしろ2400億円の責任は、採算を度外視して建設費用を投資してきた歴代の郵政公社幹部や、それを許してきた政治家に求められるべきだろう。
 ただ、郵政側が施設ごとの資産評価額の開示を行っていないことも問題だ。不動産物件は、立地や建物の構造などによって価値が大きく異なる。93億円が本当に妥当といえるのか、郵政側には70施設それぞれの現状の資産と債務の鑑定結果を公表するよう求めたい。鳩山氏側も、独自の鑑定結果を早急に提示すべきだろう。
 日本郵政は専門家による検討委員会を設置して、不動産譲渡の在り方を検討するという。契約の透明性をいかに確保するかはもちろんのことだが、国民の疑問にも配慮した議論を期待したい。

かんぽの宿売却―徹底調査と公表で道開け (社説@asahi.com)
 日本郵政が「かんぽの宿」のオリックス不動産への売却を一時凍結すると表明した。弁護士や公認会計士など外部の専門家による第三者委員会を設けて売却プロセスを洗い直すという。
 売却に対する鳩山総務相の「待った」は、根拠が不明確で納得できないが、日本郵政は入札が適正だったというのなら、徹底した調査と結果の公表で、それを証明するしかない。
 鳩山発言を受け、国民の間からも売却に疑問の声が出ている。その核心は、購入・建設に2400億円もかかった79施設を109億円で売るのはおかしい、という点だろう。
 たしかにこれでは大損だ。しかし、よく考えてみたい。
 バブル崩壊後、日本の地価は下がり続けている。事業用の不動産価格は事業の収益性で決まる、というのが今日では常識になっている。ところが、売却施設のうち黒字が出ているのは11だけで、全体では40億~50億円の赤字が毎年出ている。そのうえ、正規・非正規3200人の従業員の雇用継続にも努めなければならない。
 こうした条件のもとで、入札は行われた。となれば、当初の投資価格から大幅に下落するのは避けられないと思われる。しかも、地価が大きく上昇する見込みはなく、売却が遅れれば赤字がそれだけ累積する。
 では、どんな価格が適切なのか。専門家の間でも意見が分かれるだろう。だが、公開の入札を行い、いちばん有利な売却条件を落札とするのだから、それが安くても、現状での市場の判断として受け入れる以外にないのではなかろうか。「もっと高く売れる」というなら、そういう買い手を見つけて来るしかない。
 これほど巨額の損失を出すことになった責任はどこにあるのか。郵貯や簡保の客から預かったお金を、収益性を無視して施設建設に投じた放漫な官業ビジネスと、そうした施設を選挙区へ誘致してきた政治家こそ責めを負うべきだろう。この点も含め、総務相には問題の全体像を見てほしい。
 もちろん以上の議論は、入札が適正に行われたことが大前提である。談合のような不正や不適切な事務処理があったなら話は別だ。鳩山氏は昨日の国会答弁で、そのような疑義を口にした。それなら問題点を具体的に示してほしい。担当大臣なのだから、ただ「疑問あり」では済まない。
 日本郵政にも注文がある。売却が問題視されてからも、入札についての情報をきちんと出さず、疑念を膨らませる結果になった。経営姿勢が内向きになって経営情報を出し渋り、官業体質へ逆戻りしているように思える。これは経営の求心力低下にもつながっている。この機会に、民間企業としての決意を新たにしてほしい。

 仲が良い二紙の交換日記。この問題って、従来ならば、朝日と産経が逆の立場に立つような気がしていたんだけどどうなんだろ?

30/01/2009

遅ればせながら…

 週刊新潮の記事を読んでみた。続きが気になるなぁって感じ。
 ちなみに、ZAKZAKの記事 では、「社会」ではなく「芸能」カテゴリーで扱われている。

 そして、朝日の反応。
本社阪神支局「私が襲撃」週刊新潮に手記 事実と相違も (asahi.com)
2009年1月29日15時2分
 記者2人が殺傷された87年5月の朝日新聞阪神支局襲撃事件(02年に公訴時効)で、週刊新潮2月5日号が実行犯を名乗る男性(65)による「手記」を掲載した。「私は朝日新聞『阪神支局』を襲撃した」との見出しで、計6ページで実名の告白として載せている。
 記事によると、男性はある公的な組織に属する人物から「朝日を狙ってくれ」と頼まれたと説明。関西の暴力団組長に紹介された若者を運転手役にして、バイクで兵庫県西宮市にある阪神支局に向かったなどとしている。一連の事件の東京本社銃撃(87年1月)▽名古屋本社寮襲撃(同9月)▽静岡支局爆破未遂(88年3月)=いずれも公訴時効=についても、「私が実行した」としている。
 この男性は05~06年、朝日新聞へ「襲撃事件の実行犯」と名乗って手紙を送ってきており、朝日新聞は当時、男性に会って取材した。今月、週刊新潮編集部から、男性の「証言」が事実と合致しているかどうか問い合わせを受けたが、面会内容や取材結果から「本事件の客観的事実と明らかに異なる点が多数ある」と回答している。
 また男性は朝日新聞記者の取材を受けた時の状況についても触れ、「(記者が)喧嘩(けんか)腰で怒鳴る」などと書いているが、そうした事実はない。

 朝日新聞は、ジャーナリズムではなくてもう一方の当事者の立場に立ったんだなぁって印象。いや、それは分かってたんだけど、ここまで露骨に「ジャーナリスト宣言」の廃棄を表明するんだってそんな驚きにも似た感覚。
 朝日が「そうした事実は無い」といったところで、もう一方の実行犯を名乗る男性の証言はそうでない。だからこそ、ジャーナリズムの立場に立つならば、「本事件の客観的事実と明らかに異なる点が多数ある」ってのを具体的に明らかにし、そこから次の展開なり展望を示すはずだ。朝日としてはそうした発想は無いようだ。むしろ、躊躇しているのか?
 興味を引くのは、この「実行犯」が本物かどうかということもだけど、犯行の背景が語られること。当時の朝日の対応(中学生だった僕の記憶というか後追いも含めて)と今回の反応を見るに、それを頑なに拒んでいるんじゃないかと勘繰ってしまう。新潮の記事がウソであるならウソであるときちんと対応しておかないと、ウソがウソを増殖することはよく知っているはずなのに、最悪のだんまりを決め込んでしまったんだから。
元ホスト力士・朝山下が引退 小兵、負けがこみ逃走… (産経ニュース@msn.)
2009.1.29 16:05
 ホストから力士に転身し高砂部屋に入門して話題を呼んだ朝山下(21)=本名・山下智徳=が引退した。日本相撲協会が発表した。
 高校を中退後にキャバクラのボーイやホストを経て昨年3月から高砂部屋で修行を開始。同年夏場所前の新弟子検査に挑戦し、合格ラインである体重67キロを何とか上回る68キロで合格した。「夜型から朝型に切り替えて」などと話し意欲的だったが、小兵ゆえにデビュー戦はもろ手突き2発で吹っ飛ばされるなど夏、名古屋、秋の3場所で5勝しかできなかった。
 秋場所直後に部屋から逃走し、一度、部屋に戻ったものの再び逃走。その後、連絡がとれない状態が続いていたという。

 桂楽珍さんの御子息で話題になっていたらしい…。僕は知らなかったんだけど。
史上初!ホストから力士へ 山下智徳、第2検査をパス
 目下話題の高砂部屋に所属していたらしいけど、偉大な兄弟子のおかげで彼にまで、目を配れなかったのかなぁ、だなんて妄想してみる。
 5勝って実績はこれからの彼にプラスかマイナスかは分からないけど…。
 負けた力士の気持ちを察するに…。

29/01/2009

子供の口を借りて大人が言いたいことを言うのが気に入らない

【コラム】中日春秋 (CHUNICHI Web)
2009年1月29日
 大阪府の橋下知事はん。相変わらず、言い方きっついなぁ。「学力も駄目、体力も駄目。大阪の教育は、どうなってんねん」やて
▼確かに、大阪府が前の全国学力テストに続いて、今度の体力テストでも全国平均をえらい下回ってしもたのは事実です。せやけど「普通、勉強ができなければ体育はできる。学力も体力も低くてどうする」まで言われたら、大阪の中学生の一人としてへこみますわ
▼知事だけちゃうけど、大人ってほんまに比較が好きやなぁと思います。経済協力開発機構の学力調査でも、日本が何位に下がってもた、えらいこっちゃ、学力低下やって大騒ぎするでしょ
▼比較して自分の位置を確かめることに一定の意味があることは認めます。でも、ただ他と比べて駄目みたいに決めつけられると正直しんどい。子どもの親への声を集めた公共広告機構の広告『こども教育委員会』にもありますよ。<ぼくを他の子と比べるのはやめて下さい>
▼友達が持ってるから同じ物買(こ)うて、なんて頼むと親は大概言うでしょ。「あの子はあの子、あんたはあんたや」。それが、成績とかの話になると「なんで、あの子より下なん?」。都合よすぎへんかなぁ
▼他の国や他の県や他の子と比べて駄目駄目言わんといてほしいんです。あの広告にはこんな声もあります。<できないと決めつけないでぼくを信じてください>


 別に橋下知事の言ってることに諸手を挙げて賛成しているわけじゃないけれど…。
 コレが所詮「中日新聞の記者が造った橋下批判」であって「大阪の中学生の意見」でないことも分かってるし、コレが所詮「記事」ではなく「コラム」なんで、捏造だなんていう気持ちはない。「キモい」のは、他所の人間が抱いている大阪弁ってこんなのかって…。「極妻」の岩下志麻もそうだったけど。今日日、こんな中途半端な河内弁らしきものを話しているのは、落研の学生か芸人くらいかと。それから、二十年程前まで、中山美保が女学生役でセーラー服を着て普通に出演していた、吉本新喜劇を彷彿とさせる違和感。
 この中日新聞の妄想を、大阪の中学生の意見だと思い込む人が何人いるかは分からないけど、そもそも大阪の中学生は中日新聞を読まないだろうし…。

教育自体にぼやっとしてる文科省が言えた義理でもないだろうに

大阪の小中学生3万人「漢検」無料 文科省は疑問視 (asahi.com)
2009年1月28日8時1分
 年間270万人が受ける漢字検定を実施している財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)が、大阪府内の小中学生約3万人を2月に無料で受検させることにした。これについて、文部科学省が疑問を呈している。協会によると、小中学生の漢字能力を確かめる目的の調査だが、同省は「なぜ大阪だけなのか。調査のあり方に問題がないか確かめたい」として事情を聴く方針だ。
 大阪府教育委員会によると昨年10月末、協会側から「調査のため、児童生徒5万人に2年間続けて無料で受けてほしい」と提案があった。このため小学4年~中学2年を対象として、各小中学校を通じて希望者を募ったところ、計2万9千人の申し込みがあった。児童生徒たちは2月13日に学校で受検する予定。
 協会によると、小中学生の漢字能力に関する調査を大規模に実施したいと思っていたところ、大阪府が「教育力向上プラン」を掲げて基礎学力をアップさせる方針を打ち出したため、漢字検定の活用を申し入れた。検定料は級ごとに異なるが、小学4年~中学卒業程度の7~3級は2千円で、約3万人の検定料は本来なら6千万円近くになる。
 これに対し、文科省生涯学習推進課の担当者は「大規模、広範囲に調査したいのであれば、大阪に限定せず全国からサンプルをとる方法もある。一地域での調査が公益に資するものかを調べる必要がある」と話している。
 協会は92年に設立。全国各地で行う年3回の漢字検定を主な事業としている。同省は、漢字検定の受検料の値下げが不十分で利益が過剰になっているなどとして、協会に再三指導している。(小河雅臣)

 別にさ、関東だけで試験的に実施だなんてことは、日常茶飯事なんだから、良いんじゃないのって思ったんだけど、財団法人だからその辺はまずいんだろうか?公平性は大切かも分からないけど、「調査のために」「試験的に」行なうんだから、ある程度サンプルを限定的にするのは仕方ないかと思われ…。
 ただし、財団法人が調査のために行なうんだから、結果はしっかり公表してほしい。そして、この人 辺りが黙っていれば、それで良いんじゃないの…。
 そんなことを思ったのは、そもそも、このことが問題となる契機ってことを考えると、漢字検定を実施する団体儲けすぎじゃないのかって記事 なんだろうけど、あの記事に関してキナ臭さを感じるとすれば、普通ならば、検査に入ってから記事になるはずのものが、これから検査に入りますよ、って大いにアナウンスしてしまったこと。コレって、財団に対する文科省からのリークにならないんだろうか?検査の前にどれだけの証拠が処分されてしまったんだろうとかって…いやただの空想だけど。
 予言者じゃないんで以後の話はよくは分からないけど、この話って、忘れ去られることで収束されるような気がしないでもない。

28/01/2009

双方控訴するのかね(゚Д゚)

元中学教諭「指導力不足」で免職は違法 岡山地裁 (asahi.com)
2009年1月27日20時36分
 指導力不足を理由に岡山県教委から分限免職処分を受けた元中学校教諭の男性(50)=岡山市=が、県を相手に処分の取り消しを求めた訴訟の判決が27日、岡山地裁であった。近下秀明裁判長は「教師として適格性を欠いたとしても、地方公務員としての適格性については十分な検討がなされておらず、処分は裁量権の乱用にあたり違法だ」として取り消しを命じた。
 判決は、元教諭の授業中に立ち歩く生徒がいたり、試験問題を適切に作成できなかったりした点については「教員としての適格性を疑わせるに十分」と指摘。その一方で「公務員の地位を失うという重大な結果をもたらす処分については、教員としての適格性を欠くというだけでは足りない」とし、「学校職員など別の職への採用の可否は検討されておらず、地方公務員としての適格性を厳密に検討していない」と判断した。
 判決などによると、元教諭は81年に採用され、岡山市内の中学校で約24年間、理科教諭として勤務。しかし、実験中に安全性の確保を怠ったり、教科指導に必要な専門性に問題があったりしたとして、05年に県教委から「指導力不足」と認定された。1年間の研修後も改善がなかったとして、06年4月に分限免職処分にされた。同5月に県人事委員会へ処分取り消しを申し立てたが、県人事委も処分を承認した。
 記者会見した元教諭は「教育方法に直す点はあると思うが、もう一度授業を通じて理科の楽しさを教えたい」と話した。県教委は「主張が認められず極めて残念。今後の対応については判決内容を検討したい」との談話を出した。
(北上田剛)


 県教委、県人事委員会から「指導力不足」と認定され、更に裁判で「教員としての適格性を疑わせるに十分」と指摘されながら、「もう一度授業を通じて理科の楽しさを教えたい」ってコメントできる鈍感力が…。
 記事から窺うに、あくまでも
「公務員の地位を失うという重大な結果をもたらす処分については、教員としての適格性を欠くというだけでは足りない」
「学校職員など別の職への採用の可否は検討されておらず、地方公務員としての適格性を厳密に検討していない」
ということだろうに…。別の職に採用されると、また不満を訴えそうだね。
 24年間の間に彼に理科マインドを摘み取られた子供(たとえ24人に満たなくても、むしろ理科マインドの持ち主はこういう教師を無視して我道を行くんだろうけど)のことを思い、支払われた報酬が税金であることを思うとね。同僚の社会の先生は、彼の肩を叩きながら、爽やかに、「<公共の福祉>って言葉知ってますか(ニコリ)」って言ってやるべきだろう。いや別に社会じゃなくてもそのぐらいは…。
 で、こういったときにネットを中心にして話題になるのが日教組だけど、僕は日教組の教師が100%だめだとは言わないけど、日教組って、まともな人がおかしな人にブレーキをかけることのできない組織になってしまっていることは確かだろうね。
 少し話はそれるけど、「そもそも恋愛なんて自由なのに、生徒とセックスしたくらいで懲戒免職だなんて違法だと思う」って、マジメに主張する教師が現れるんじゃないかって危惧してるんだけど、現場はどんな感じなのかな?まともな人は頑張ってほしいもんだけど…(´Д`)

27/01/2009

な、名前が・・・(失礼)

ノキア・ジャパン、新社長にウコンマーンアホ氏が就任 (マイコミジャーナル)
 スキーのジャンプ競技を観てると感じることが多いんだけど、北欧系の名前って日本人にとっては思わず笑っちゃいそうになるものが多いなぁって・・・、いや、失礼なんだけど。
 日本の名字や名前でも、欧州の人からしたらおかしなのもあるって言うからね。

 記事の内容については、興味が無くって…。というのも、目下のところ僕はケータイは持っていないから。今年で10年くらいになるかな…。最近は周りからのプレッシャーも強くなってきていつまで貫けるものか…。同志も減りつつあるしねぇ。

26/01/2009

家賃3万で適当なところ探しるの?

公務員65人居座り 雇用促進住宅 規制から3年 (産経ニュース@msn.)
2009.1.26 01:28
 厚生労働省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」が所有する雇用促進住宅に、本来、入居ができないはずの公務員65人が居座り続けていることが分かった。雇用促進住宅の家賃は平均3万円で民間よりも安く、昨年末には政府の緊急雇用対策として、住宅を失った失業者の受け入れ施設にも指定された。昨年3月末時点でも公務員124人が入居していたが、いまだその半数以上が個人的な理由で退去を拒否しており、その“厚顔無恥”な姿勢に批判が集まりそうだ。
 厚労省などによると、雇用促進住宅は、本来の趣旨にあった利用をさせるため、平成17年12月に公務員の退去が閣議決定された。しかし、65人はその後も3年以上にわたり住み続けている。65人が住んでいるのは北海道や宮城など計40カ所の施設。内訳は国家公務員2人、道県職員19人、市町村職員44人で、教員や警察官が多いという。
 15年11月に制度が変わり2年が限度の定期借家契約となったが、それ以前は1年ごとに自動更新される契約。現在、居座っている公務員はいずれも15年以前に入居した。借地借家法の規定により、施設老朽化による建て替えなど、正当な理由がなければ契約を打ち切ることができないという。
 各ハローワークはこれまで何度も退去の指導をしてきたが、「子供が小学校を卒業するまで待ってほしい」「近くに適当な場所が見つからない」など、ほとんどが個人的な理由で居住を続けているという。
 退去の進まない現状に、同機構は昨年5月、各戸に契約の更新を拒絶する通知を出しており、21年度中の完全退去を目指している。
 雇用促進住宅は本来、仕事を求めて遠隔地に移住する人のための施設だったが、資産の有効活用のため、各ハローワークの所長が認めれば、一般人や公務員でも借りることができるように法改正された。しかし、「職を失うことのない公務員が入居するのは不適切」という指摘から、17年12月に公務員の入居を規制する閣議決定が行われた。
 一方、昨年末から派遣切りなどで、職と住居を失う人が大量に発生したことから、政府は緊急雇用対策として、失業者に貸し出し、今月15日の時点で2383人が利用しているという。
     ◇
 ■雇用促進住宅 ハローワークから仕事の紹介を受けた失業者が、遠隔地に移転する際の支援を目的に、低家賃(平均約3万円)で貸し出している住宅。全国各地に約1500施設あり約10万世帯が入居している。しかし、本来の目的に合致した利用者の割合が減ってきたことから、19年には平成33年度までに全施設を廃止する閣議決定が行われ、すでに784施設に廃止決定が出ている。

 このニュースのトピックスが不祥事になっていたのが笑えた。いや本人たちには不祥事だって自覚は無いんだろうなって…。
 教師はもうこんなのばっかりだけど、警察官がやっちゃいけないだろ…、とかって言うと暴論になるのかしら?
 まぁ、この時代公務員にモラルを求める方がおかしいのかもね…、だなんてコレも暴論だろうなぁ。と言うか、暴論であってほしい。
 まぁ、そもそも本来の目的から逸脱した使用者が増えるような施設を、1500も作ったのか…、そこにこそ、大きな問題が孕まれるんだけど。

25/01/2009

これからも増えそうな…

女子高校生はねられ死亡 携帯通話中、踏切で (NIKKEI NET)
 25日午前8時半ごろ、大阪市淀川区西中島3丁目の阪急京都線の踏切で、近くに住む私立履正社高校1年の山本智美さん(15)が正雀発梅田行き回送電車にはねられ、全身を強く打って間もなく死亡した。
 淀川署によると、山本さんは別の上り電車が通過後に、携帯電話で話しながら遮断機をくぐって走り抜けようとし、下り回送電車にはねられたとみられる。
 同署は山本さんが上り電車に続けて下り電車が通過することに気付かずにはねられたとみて、詳しい状況を調べている。
 調べでは、山本さんは同日午前8時半に、現場から約1.5キロ離れた阪急十三駅で友人と待ち合わせをしており、一緒に英語検定の試験に行く予定だったという。
 阪急電鉄によると、この電車が現場に約5分停車した。〔共同〕
(13:19)

 R.I.P.
 「全身を強く打って」か…なんとも痛ましいニュースではあるが・・・。話していた友達は堪らないだろうなぁ…。
 外界との接触を阻む携帯ナンチャラ…電話やらゲームやら音楽プレイヤーだとか。電車が接近しているのを感じることが出来ないほど、おしゃべりに夢中になっていたんだろうか?踏切はくぐるべきではないことも学んでおけば…。実際、信号なんかを守らないのは多いからなぁ、関西圏というか大阪には…。開かずの踏切の対策も急がれているんだろうけど、結局はモラルの問題でもあるからなぁ…。
 それにしても、ケータイしながらウロウロするのを目にする機会が増えたなぁ。自転車に乗りながらケータイに没頭している人は一向に減っていないし、車を運転しながらもそう。これから増えるんだろうな、ケータイの使い様をしっかり学ばないと。

Qさん…

加藤久監督 アキレス腱断裂か?選手より先に負傷者第1号 (スポーツ報知)
前代未聞のハプニングが指揮官を襲った。京都の加藤久監督(52)が24日、京都・城陽市内で行われたファン感謝デーで右足を負傷。ウオーミングアップ中に痛めたとみられ、症状によっては長期離脱も考えられる。MFディエゴ(24)=前東京V=、北京五輪代表FW豊田陽平(23)=前山形=ら充実した戦力が整ったものの、3月のJリーグ開幕を前にして、まさかの異常事態が発生した。
 悲劇はファンとの触れあいの場で起きた。イベントの一つである、選手とサポーターとが一緒になって行われるミニゲーム。試合に参加するため、加藤監督は入念に体を動かしていた。と、その時、右アキレス腱(けん)付近を負傷した。
 心配する周囲のサポーターに指揮官は「プチッと(音が)した」と、言い残しクラブハウスへ。スタッフに肩を借りながら車に乗り込むと、検査のため京都市内の病院へと運ばれた。すぐさま処置が施された。詳しいけがの具合は検査次第だが、筋断裂かアキレス腱の断裂とみられ、最悪の場合全治6か月の離脱で“開幕絶望”となる模様。
 まさかの珍事に、選手らも開いた口がふさがらない。この日、グッズショップで一日店長を務めた昨季日本人最多の14点を挙げた元日本代表FW柳沢敦(31)は「こういう場でも真剣に取り組む人だから…」と、苦笑い。約1900人ものサポーターが集まったファン感謝デーは、結局監督不在のまま終わりを迎えた。
 皮肉にも、午前中には今季の新体制発表が行われたばかり。「ゴールを決めて京都に貢献したい」と話したMFディエゴや、FW豊田ら新戦力が加わった。「近い将来Jのトップクラス入りを果たすため、必要な人材を集めることができた」と、充実の表情を見せていた加藤監督。わずか数時間後には自らが負傷者1号となった。チーム始動から6日目で降りかかった出来事は、先行きを不安視するかのようなアクシデントにならなければいいが…。

 人柱になったんですよね。エエ分かっていますよ…。

どこも一緒なんだな…

「低い制作費押しつけられた」アニメ制作会社の4割 公取委調査 (NIKKEI NET)

 公正取引委員会は23日、アニメーション制作会社の4割超が、「発注元から十分協議することなく著しく低い制作費を押しつけられた経験がある」と回答したとする調査結果を公表した。制作会社の6割超は資本金1000万円以下の小規模業者。公取委は関係する業界団体に協議の徹底などを求め、「(独占禁止法などの)違反を認めれば厳正に対処する」としている。
 公取委は2007年11月―08年12月に制作会社533社にアンケート調査し、有効回答数は114社。テレビ局や広告代理店など44社と関連4団体にもヒアリングを実施した。
 低い制作費を押しつけられたケースでは、「非常識な人件費単価で制作費を組まれた」「急な発注なのに人海戦術で人を集める制作費が補償されない」などの回答があった。 (23日 22:33)

 制作側としては今更って感じではあるらしいけど。アニメの権利収入の配分、著作権の所在、曖昧な契約といった問題は以前から指摘されてるし。
 公正取引委員外が調査に乗り出したのは行政の方針を反映したものだろう。「もの作り大国日本」ということで、いわゆるコンテンツ産業の代表格としてのアニメ産業の育成・強化ってアレ。コンテンツ産業強化の障害が浮かび上がったわけだけど、今後公正取引委員会がどのようなアクションを起こすのかに興味がある。
 まぁ、コンテンツ産業に限らず、我が国のもの作りって、現場でもの作りに関わっている人よりも、もの作りとは関係のない人がオイシイ思いをする構造になってるからなぁ…。広告代理店のピンハネとか…。
報道発表資料・平成21年1月 (公正取引委員会)
アニメーション産業に関する実態調査報告書(概要) (PDF)
報告書本体(上) (PDF)
報告書本体(下) (PDF)

24/01/2009

流行の移り変わりを待ちなさいよ

女子高生スカート丈「短すぎる」 新潟の教員が啓発運動 (asahi.com)
2009年1月23日
 女子高校生の制服のスカート丈が全国的にも短いと、写真週刊誌で05年に指摘された新潟県。生徒指導の教員らが、長くするよう指導するため、啓発ポスターを作った。
 標語は「勉強もスカートも、やる気次第でまだまだのびるんだ」。指導の中心となる内川洋・新潟市立高志高校長は「足が冷えると体によくない。全校で足並みをそろえて指導する」。
 でも、女子高生は「短いのがカワイイ」と気にかけない。スカートの下にジャージーをはいてでも丈を死守する。
 教員の作った標語も間抜けなら、「死守」って…。コレは女子高生のコメントなのかしら、それとも記者が…。僕が小学生の頃、スカート丈がエラク長い女子中学生や女子高生が近所にいたけど、長くなったら長くなったで、教員は「短くしろ!」って言うんだろうね。その時の標語がどうなるんだろう。流行は巡るって言うからね。「失敗とスカートは引きずらないでいいからね。」とか…?
 足が冷えることに対する懸念だけど、スカート丈を伸ばしたところで、効果があるんだろうか?パンツスタイルにしたほうが効果があるんじゃないんだろうか…。

23/01/2009

Amazonからのおすすめ

 毎度のアマゾンのおすすめメール。今日のおすすめはこんな感じ。
今回のおすすめ内容:
* ハッシュ(K2HD/紙ジャケット仕様)
* ハイウェイ+6(紙ジャケット仕様)
* ベガーズ・バンケット
* フリー・ライヴ+7(紙ジャケット仕様)
* フリー・アット・ラスト+6(紙ジャケット仕様)
* サタニック・マジェスティーズ
* トンズ・オブ・ソブス+8(紙ジャケット仕様)
* レッド・ツェッペリン(紙ジャケット)

 ディープ・パープル、ストーンズ、フリーにツェッペリンか…。
 UK認定ですな(^Д^)

移籍が決まってから移籍の噂が絶えない人

マンC・ロビーニョ、また移籍希望 (SANSPO.COM)
 合宿先から母国ブラジルに無断で帰国したとされるイングランドプレミアリーグ・マンチェスターCのFWロビーニョを、同選手の古巣、レアル・マドリードのサッキ元TDが22日、酷評。同氏の勧めでレアル入りした05年も、放出を拒んだサントスでストを行った事実を挙げ、「レアルから金目当てでマンCに移籍したがうまくいかず、また移籍を求めている」とした。チェルシーがロビーニョ獲得に動いているとの報道も始まった。

 最初からチェルシー行っとけばよかったのに(゚Д゚)
ついに素顔を披露!「生協の白石さん」大学の広報大使に (YOMIURI ONLINE)
 ベストセラー「生協の白石さん」(講談社刊)の著者、白石昌則さん(39)が、東京農工大(東京都府中市)の広報大使第1号に任命された。小畑秀文学長が22日、記者会見で発表した。
 白石さんは1994年4月、「大学生協東京事業連合」(渋谷区)を通して、早稲田大の生協に就職。2004年12月、東京農工大の生協に移り、学生が売店への要望や意見などを寄せる「一言カード」の担当となった。誠実に、時には軽妙なジョークを交えた回答が、学生のブログで紹介され、一躍有名人に。05年11月には、カードの内容と回答をまとめた本を出版した。
 昨年11月の異動で「東京インターカレッジコープ」の渋谷店長となったが、「せっかくの人材を活用したい」という大学側の要請に応じた。今後、大学のホームページに登場したり、講演会を開いたりする。
 白石さんは「肩ひじを張らずに、大学側に協力していきます」と語った。
(2009年1月22日21時53分 読売新聞)
 なつかしいなぁ…。ってことで、機を逸している感はあるニュースではある。当時は正体不明だからこそ盛り上がっていたんだろうけどね。
 けだし、心に余裕がないと、ネタ投書にマジメに返答できないだろうけどね。

22/01/2009

不景気ねぇ…

 不況にまつわるサッカーの話題。

AIG、マンUとの契約更新せず=イングランド・サッカー (時事ドットコム)

【ロンドン21日時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのユニホーム胸部分のスポンサーである米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が、2010年5月で切れる契約を更新しないことが21日、分かった。英BBC放送(電子版)が伝えた。
 AIGは06年から4年間で5650万ポンド(約70億円)の契約を結んでいたが、再建のため米政府管理下に置かれており、テニスのジャパンオープンの冠スポンサーなども降りている。AIGは、マンUのグループ企業に金融商品の提供も行っているが、継続するかは不明。マンUは新たなスポンサー探しを既に始めているという。(了)
(2009/01/21-20:07)
 政府の管理下に置かれて胸スポンサーはないよね。他にもスポンサーを降りそうな予感…。

バーレーン戦TV中継ピンチ、料金高すぎ (nikkansports.com)

 アジア杯最終予選の日本-バーレーン戦(28日、マナマ)のテレビ中継が消滅する可能性が高くなった。21日、日本サッカー協会関係者が明かした。試合1週間前の現在も中継局が決まらず、同関係者は「残り1週ではまとまらないと思う」と話した。
 アジア杯予選は放送権を持つ開催国協会との交渉を要する。日本代表の試合は通常のナイターで1億円(推定)の放送権料がかかるが、今回は時差で日本時間29日午前0時15分キックオフという時間設定にもかかわらず、バーレーン協会が強気の金額を提示しているという。
 同関係者が「不況の影響も強い」と話すように深夜帯の放送のためCMも取りづらく、放送権料の工面も難しい。在京テレビ局1社とギリギリまで交渉を続ける方針だが、「大幅値引き」がないと中継の実現は厳しい状況。
 このままいけば第1次岡田ジャパンの98年2月のオーストラリア戦以来、11年ぶりに日本代表戦中継なしという異例の事態に陥りそうだ。
 [2009年1月22日9時8分 紙面から]
 デイリーは「中継断念」だって報じてるね。

岡田JAPANショック…代表戦生中継なし (デイリースポーツオンライン)
 「アジア杯最終予選、日本-バーレーン」(28日、マナマ)
 サッカー日本代表の次戦、アジア杯最終予選バーレーン戦(28日・マナマ)がテレビ中継されないことが21日、明らかになった。放映権を持つバーレーン・サッカー協会側との値下げ交渉が不調に終わったもので、20日夜に生中継を断念した。今後は録画中継などの交渉に移るが、日本代表戦の生中継がないのは1998年2月の親善試合オーストラリア戦以来11年ぶりという異例の事態となった。
  ◇  ◇
 日本代表人気の落ち込みと世界的な経済危機が、実に11年ぶりとなるテレビ中継消滅に発展した。日本協会関係者によると、バーレーン協会側と行っていた「法外な放映料」の値下げ交渉を打ち切り、イエメン戦が行われた20日夜に中継を断念したという。
 バーレーン戦が行われるのは、高視聴率を期待しにくい深夜帯(日本時間午前0時15分開始)。アジア杯予選の放映権は試合開催地のサッカー協会が管理し、価格も設定している。放送局関係者は、バーレーンとの対戦は岡田監督就任後4度目で目新しさもなく、アジア杯予選自体の注目度が低いと判断したという。同関係者は「このご時世では、どこの局も手が出せない値段だろう」と話した。
 代表戦の放映権料は通常、ゴールデンタイムに放送される国内戦で約1億円、海外遠征などの深夜の試合でも6、7000万円。それでも、開催大会にかかわらず平均で20%前後の視聴率を稼ぎ出すキラーコンテンツだった06年ドイツW杯前は引く手あまただった。
 だが人気選手の不在やドイツW杯惨敗の影響で、近年は代表神話が崩壊した。首都圏開催試合には空席が目立ち、視聴率も低迷。日本テレビが中継した20日のイエメン戦の視聴率も10・8%と苦戦したが、別の放送局関係者が「よく2ケタに乗った。これでも健闘」と話すほどの惨状が続いている。
 今後は録画映像の買い取り交渉に移るが、協会関係者は「1度(中継が)切られると、今後も試合によっては“もういいや”となりかねない」と暗黒時代の再来を懸念。岡田ジャパンは10年南アW杯出場権獲得だけでなく、人気回復という課題も突きつけられた。

 こっちは不況も深刻なんだろうけど、もっと深刻なのが代表の披露するサッカーなんだろうね。伝える方も、サッカーの内容でなく、過剰すぎるほどに日本代表の実力に下駄を履かせようとするもんだから、メディアの底の浅さは見破られてるもんなぁ。ドーハの悲劇の頃ならいざ知らず、フランスW杯以降見るものは世界との壁を感じているのにね。
 映画じゃないんだから、スター・システムを真似ても、サッカーは魅力的にはならない事をいい加減に気づいても良いんじゃないの(゚Д゚)

受験する側は悪くない。

 むしろ、彼女/彼たちは被害者(゚Д゚)
 ただし、被告となるべきは文部科学省だけではなくて、家庭学習の習慣をつけるのに失敗した親たちでもあるが、状況をややこしくする。
 そんな状況だから、彼女/彼らを狙った金儲けが跋扈するんだな。
 キットカットを贈ったからって罪滅ぼしにはならない(゚Д゚)

21/01/2009

選んだ国民が悪いってことか…

首相に漢字テスト=石井氏がプレッシャー-参院予算委 (時事ドットコム)
 「これはあなたの文章にある漢字だ」。民主党の石井一副代表は20日の参院予算委員会で、麻生太郎首相が昨年10月の月刊誌に寄せた手記に出てくる12の漢字・熟語を列挙したパネルを示し、「あなたの漢字力からして、誰かが書いたと思わざるを得ない」と迫った。 首相が「みなさんが読みづらいのは『身を窶し(やつし)』くらいでないか」とかわすと、石井氏は、「踏襲(とうしゅう)」や「未曽有(みぞう)」の読み方を間違えたことを取り上げ「そうなら何で『みぞゆう』とか『ふしゅう』と言うんだ」と指摘したが、これ以上の追及は断念した。もっとも、首相はこれでほっとしたのか、石井氏が話題を変えるや「政策遂行(すいこう)」を「ついこう」と言い違えた。 (了)
(2009/01/20-20:50)

 いつから国会が小学校になったのかな?もしくは、最近TVで視聴率が高いというクイズ番組でも真似たのか…。
 首相が自国語を読み間違えるのもなんだかなぁだけど、民主の方も情けない。こんな方々のために態々政党助成金を払わせられていると思うとにんともかんとも。
 結局は選んだ方の責任って事にもなるんだろうけど、落としても、ゾンビみたいに甦ってくる制度だしなぁ…。

20/01/2009

傾向としては好いが…

小中一貫教育、横浜市が全491校で導入…12年度から (YOMIURI ONLINE)
 横浜市教育委員会は市立小中学校全491校で、9年間の教育課程を一体化する「小中一貫教育」を2012年度から導入する方針を固めた。
 小中一貫教育は東京都品川区が06年度から全区立小中校で取り入れ、宇都宮市や京都府宇治市も全市での導入を予定しているが、横浜市は最大規模となる。
 市教委によると、現行の中学校の校区に合わせて、小学校との組み合わせを決定。複数の中学校と複数の小学校、一つの中学校に複数の小学校、一つの中学校に一つの小学校の3パターンのグループ分けが想定されている。進学先は現行の学区の枠組みの中となる。
 小学1年から中学3年までの全教科の新たなカリキュラムを10年度までに策定。09年度から小学高学年で英語教育が始まるのに合わせ、順次、中学校の英語科教諭が小学校の授業に加わって指導をサポートしたり、小学校の教諭にアドバイスしたりする。理数科目で理解の進んでいる児童に中学教諭が指導にあたる。小学校の教諭が中学校の数学授業で基礎的な部分を教えることも想定している。
 新たなカリキュラムは12年度から完全実施する。
 横浜市の小中一貫教育は07年度からモデル校で試行的に導入を始め、中学教諭が小学校に出前授業を行ったりしている。市教委は小中一貫教育の理想型として、10年度には小中一貫校を1、2校新設することも検討している。
 市教委は小中一貫教育の全市導入で、「中学校入学時の変化に対応できない『中1ギャップ』の解消につながる」と期待している。
(2009年1月19日21時36分 読売新聞)


 いじめが最高9年間続けられる環境が整備された訳だ…。
 どうして不登校やいじめといった社会問題が起こったのかって、問題の根底を調査することなく、一貫性の内輪重視で問題解決って認識なのかな?「中1ギャップ」は減少したけど、「高1ギャップ」が問題ですってオチが待ってるような気がする。実態はカリキュラムの一貫化らしいけど。
 あと学力って言うか成績に関しては、自宅学習しない子には何をやっても一緒だよ。むしろ、小学校を前期/後期に分けて、3年生あたりで進級テストさせた方が手遅れにならないんじゃないの。
 まぁ、基礎自治体が独自で教育に関して策定してるっていうのは良い傾向だとは思う。ホントに…。

地方でやればまだ稼げるね

初の日本代表戦迎える熊本=チケット完売、PVも-サッカー (時事ドットコム)
 中継は日テレ系か…。
 そういえば、来週のアウェーのTV放送はどこでするのか決まったんだろうか?

19/01/2009

気になったJ

ディエゴ選手 完全移籍加入のお知らせ (KYOTO SANGA F.C. OFFICIAL WEB SITE)
 「得点力、突破力を併せ持つ万能MF」の獲得が決定したって、シーズンシート申し込み受付の目玉になってる…。期待通りの活躍を願ってるよ。

 そして、そのディエゴの古巣の東京Vが身売りって新聞の見出しで見かけて、ホンマかいなと…。そんな時代になったんだなぁ、TV局の構造的な不景気って深刻なのね。
東京V身売りへ 学習塾に再建託す! (Sponichi Annex)
 経営難にあえぐサッカーのJ2東京ヴェルディが、首都圏を中心に個別学習指導教室「TOMAS」を展開する株式会社リソー教育(本社・東京都豊島区)に経営権を譲渡する方針を固めたことが18日、明らかになった。東京Vはクラブ存続のため昨年から経営パートナー探しを続けていたが、ここにきて同社への株譲渡話が進行し、最終的な交渉を進めている。同社の保有株式は50%を超える見込みで、事実上のクラブ売却となる。
 前身の読売サッカークラブ誕生から今年で40周年。その記念すべき区切りの年に、数々の栄光とともに歩んできた名門が、大きな転換期を迎えることとなった。
 複数の東京V関係者が「新しい経営パートナーがTOMASに決まった」と交渉が最終段階を迎えていることを明言。経営のトップである萩原敏雄取締役会長兼社長(72)は会社名こそ出さなかったものの「あちらさんは(経営の)主導権を握りたいと言っている。日本テレビ(の保有株式)が0%になることは絶対にないが、必ずしも筆頭株主でなければならないわけではない」と事実上のクラブ売却を認めた。
 東京Vは場当たり的な補強を繰り返す乱脈経営のツケが回り、昨年途中から経営難に陥った。さらに年間20億円とも言われる強化費を肩代わりしてもらっていた親会社の日本テレビが、昨年9月の中間連結決算で12億円の赤字を計上。同社としては実に37年ぶりとなる赤字に転落したことで事態は悪化した。昨季17位に終わり、今季はJ2に降格することもあり経営を圧迫する高年俸選手を大量リストラ。一方で、新たな経営パートナー探しを続けてきた。
 当初は元日本代表MF中田英寿氏(31)やFW大黒将志(28)も契約するマネジメント会社「サニーサイドアップ」との業務提携を画策したが、すでに消滅。そこへ現れたのが、05年から昨年までの4年間ユニホームの袖に「TOMAS」の名を入れ、スポンサーとしてチームを支えてきたリソー教育だった。
 昨年から根強く交渉を進め、ここへきて話が一気に進行。個別指導に定評のある塾「TOMAS」はサッカースクールを開くなどサッカーへの造詣が深く、これまでスポンサードしてきた東京VやJ2横浜FCなどの試合で「TOMASデー」を実施して通常を大きく上回る観客を動員するなどJリーグへの貢献度も高い。日本の将来を担う子供たちの教育に携わっているという企業イメージも明るく、東京Vの未来を託すにはうってつけの存在だ。50%を超える株の譲渡額は推定5億円とみられ、現在は詰めの段階。早ければ今月中にもまとまる可能性が高い。
 また、クラブとしての新たな出発に合わせ経営、フロント陣も一新する見込みで、加藤善之テクニカル・ディレクター(44)は今月限りで退団。萩原社長やラモス瑠偉常務取締役(51)は今春の株主総会を経て退任する可能性が高い。その上で、元日本代表DFでありOBでもある三浦泰年氏(43=現解説者)がGMなど強化部門のトップに就任することも決定的。将来的には同氏の弟で、98年まで在籍したJ2横浜FCのFW三浦知良(41)の復帰も視野に入っている。
 日本テレビの保有株式は20%程度になると見られ、40年にわたった読売グループ傘下でのチーム運営は終えんを迎えることとなった。
 ◇TOMAS 株式会社リソー教育(本社・東京都豊島区)が首都圏を中心に59校を展開する個別進学指導塾。リソー教育は85年に日本教育公社として設立。01年3月に東証2部、02年6月に東証1部に上場。資本金6億8419万円(08年3月現在)。従業員214人。代表取締役社長は宮下秀一氏。
 ◇東京ヴェルディ 1969年、読売新聞社を親会社にプロを目指す日本初のクラブチーム、読売サッカークラブとして発足。ヴェルディ川崎と改称して臨んだJリーグ元年の93年には開幕カードに選ばれ、横浜Mに1―2で敗れる。99年から親会社が日本テレビに変更。愛称のヴェルディは緑を意味するポルトガル語「verde」からの造語。ホームは味の素スタジアム。Jリーグ優勝2回、ナビスコ杯優勝3回。天皇杯優勝5回。OBには与那城ジョージ、ラモス瑠偉、都並敏史、三浦知良、武田修宏、北沢豪ら日本代表多数。

18/01/2009

リスニングなぁ…

センター試験リスニング 200人超す不具合申し出 (asahi.com)
 大学入試センター試験が17日始まり、外国語など初日の日程を終えた。英語のリスニングは志願者の90.9%に当たる49万4350人が受験。今年で4回目だが、181会場の計253人がICプレーヤーの不具合を申し出るなどして試験を中断し、終了後に同じところからやり直す「再開テスト」の対象になった。昨年の対象者数の181人を大きく上回った。
 全738会場の人数を集計した。253人のうち222人が「音が流れない」などとプレーヤーの不具合を訴え、プレーヤーの落下などで中断した受験生も31人に上った。
 対象者のうち実際に再開テストに臨んだ受験生は249人で、4人が辞退。さらに、249人中10人が再度不具合を訴えて「再々開テスト」を受け、1人は3回目の中断をした。不具合の申し出があったプレーヤーは、回収して原因などを調べる。
 リスニングは、一部を除いて午後5時35分から1時間あり、プレーヤーの調整などを除いた実質的な解答時間は30分。初年からトラブルが相次いだため、センターはプレーヤーを改良、操作方法の周知にも力を入れていた。
 リスニング以外の各教科の受験者数と、志願者数に対する割合は次の通り。公民30万5639人(56.2%)▽地理歴史35万9936人(66.2%)▽国語48万4884人(89.1%)▽外国語50万1115人(92.1%)。

 下で紹介した岐阜大のケース は、どちらかといえば笑い話っぽいけど。
 誰が何のために考え出したのかは知らないけど、件のICプレーヤーほど無駄なモンはないだろ…。昨年よりも不具合が増加しているって、もうダメだろありゃ。そもそも、英語のリスニング力が試される場面であんなに聞きやすい状況であることの方が珍しいのに、実践的な英語力を試すだなんて聞いて呆れるよ。
 僕が受験生だった頃は、センター試験にリスニングはなかったけど、リスニングといえば放送が当然だったし、それで不具合はあまりなかった。とある大学で、監督官が居眠りしてしまい、そのイビキで受験生からクレームが出たって話くらい…。
 不具合が発生して、監督など立ち会う方にもいらん気を遣わせるモンを態々遣うのには、よっぽどオイシイ思いをする人たちがいるんだろうな。

センター試験終了

 センター試験と言えば、天気に恵まれないイメージがある。今年は、昨日は晴れたけど、終了した今は雨が降ってる。
 この試験が終ったからって、まだ受験は終っていない受験生が多いんだろうけど。
 こんなモノさっさと無くなれば良いのにね・・・

社説2 「大学全入」が問う入試改革(1/18) (NIKKEI NET)

 大学入試センター試験が始まり、受験シーズンが幕を開けた。1990年にスタートしたセンター試験は今年で20回目、その前身の共通一次試験の導入は79年だったから、ちょうど30年前のことだ。
 この間に入試事情は様変わりし、数字の上では志願者全員がどこかの大学に入れる「全入時代」が近づいている。しかしこれに伴う入学者の学力低下問題も深刻だ。新たな選抜システムを探る時期である。
 かつて、大学入試には難問奇問が続出し、受験生に過度な負担を強いた。その反省から、基礎学力はまず統一テストで判定しようと国公立大に導入されたのが共通一次だ。
 私立大も参加し、どの教科を使うかは各大学に委ねたセンター試験もこの理念を受け継いできた。今では私立大の大半が利用して選考の資料にしている。その限りでは一定の成功を収めた仕組みだろう。
 しかし、少子化と大学数増加のもとで「入りやすい大学」が増え、基礎学力が不十分な入学者が目立つのが実情だ。センター試験の一部の教科だけで合否を決める大学が多いし、面接などが中心のアドミッション・オフィス(AO)入試も当たり前になった。大学生の約4割が本来の学力試験を経ていないという。
 こうした状況を受けて、中央教育審議会などは大学進学を望む高校生の基礎学力を見極める「高校・大学接続テスト」の検討を提言し、久々に入試改革論議が高まっている。
 まずは各大学が形ばかりのAO入試など学力軽視の選抜をやめるべきだが、高大接続テストも重要な選択肢だろう。ただ、現行のセンター試験と別に設けるのでは屋上屋を架すことになりかねない。センター試験を高大接続テストに衣替えするといったやり方が現実的だ。
 入試改革をめぐっては、ほかにも国立大の入試日程を分散して複数受験・複数合格を可能にすべきだという意見などが出ている。センター試験も年に複数回の実施を求める声がある。高大接続テストに転換するならそれがより妥当な姿になろう。
 全入時代が到来するなかで、入試の弾力化と基礎学力の担保をいかに両立させるか。時代に合わせた制度改革をためらってはならない。

 大学全入時代になったら、「高等教育」が後期「中等教育」化するんだろうなぁってのは共通した認識じゃないのかしら?大学の関係者には…。アメリカなんかはかなり前からそんな一面があったようだし。
 一番手っ取り早いのは、大学の側が、受け入れたらそれなりの対応をとる(学力の足りない者には単位を断固として与えないことも含めて)ことなんだろうけどね。自前の試験問題も作れないような学校にそういう期待をするのは、酷な話だろうし。

社説:大学入試改革 安易な「学力不問」の流れ止めよ (毎日jp)

 センター試験が始まり、今年も大学入試たけなわだ。少子化などで数字上、総定員に総志願者数がほぼ収まる「全入時代」を迎え、多くの大学が選ぶ側から選ばれる側に回ったともいわれる。現実に昨年は私立の半分近くが定員割れを起こした。
 ここは正念場だ。ますます基礎的な学力検査を黙過するような「お手軽入試」で学生確保を図るようでは大学の将来はない。手間をかけ、試行錯誤はあっても適性、意欲、能力、知識を判定する入試本来の姿に近づけないと、大学は評価と信用を失うしかない。日本の高等教育全体を損ねかねず、目指す「知識基盤社会」実現もおぼつかない。
 入試改革は曲折の軌跡だ。寄せ来る受験生をふるいにかけるだけが目的の難問奇問を排し、幅広く基礎的な学力を確かめ、その上で各大学が独創的な選抜試験をする。そんな目的で30年前導入されたのが国公立の共通1次試験だ。だが一律・共通のため得点で受験生の入学先の偏差値ランキングを作る結果になり、1990年に今の大学入試センター試験になった。
 これは私立も自由に利用でき、この試験で各校が志願者に課す科目も独自に選択できる。これでランキングを生じさせる弊害を避け、入試の多様化、個性化が一段と進むはずだった。だが、進学率は上がるものの、少子化や規制緩和の大学増設などで大学の学生獲得競争が次第に強まり、科目を減らしたり独自学力試験をしないなど、試験を安易にする傾向が現れた。
 時間をかけ多角的に審査するはずのAO(アドミッション・オフィス)入試や従来の推薦入試も形骸(けいがい)化が指摘される。4割以上が学力検査をくぐらず入学するまでになっている。
 一方で大学生の深刻な学力低下が報告される。6割の大学が高校レベルの補習をするなど基礎学力の補完をしている。そうしないととても専門教育ができないという。基本的な教養の欠落も指摘されている。
 教育界の危機感は深い。昨年末、中央教育審議会は大学学部教育改革の答申で、こんな現実を直視し「学力不問」の実態を改めてAOや推薦でも「学力把握措置」を講ずるよう求めた。そして高校・大学が協力して進学志望者の学力把握を図る「高大接続テスト」も検討案に加えたが、これはもはや高校の卒業認定はあてにできないという示唆とさえ受け取れる。
 だが、より根本の問題は学習意欲や動機付けだ。日本の子供たちが勉強を楽しんだり、将来の夢と結びつけたりすることが相対的に希薄なことは国際比較調査に表れている。入試改革は単に受験知識を増加させればよいのではなく、適性や意欲、好奇心などを土台にする基礎学力をより的確に見いだすものへ変わらなければ真の改善には遠い。

 文部科学省だったり大学入試センターだったり、教育を国にリードさせている時点で、その未来は明るくないだろう。地域とそれぞれの学校、そして学ぶ<私>が、独立して、国の介入を減じていくことができれば…。それも茨の道だわな。

 そんなことを考えながら、ニュースを探っていると・・・
25秒早く終了 岐阜大での英語リスニング、再試験に (asahi.com)
 岐阜大で17日にあった大学入試センター試験の英語のリスニングで、監督者が予定よりも25秒早く試験を終わらせたことがわかった。この試験室では37人が受験していたが、希望者は24日に行う再試験を受けられるようにする。
 センターによると、試験の終了直前、ほとんどの受験生が聞き取り用のイヤホンをはずしたため、監督者が自分の判断で試験の終了を告げた。だが、実際は30分ある解答時間より25秒早かった。受験生の苦情はなかったが、同じ試験室にいたタイムキーパーが気づき、報告した。
 岐阜大は18日、対象となる受験生に再試験を受けるかどうかの希望を確認する。
 リスニングはなぁ…。
 聞き取りようのイヤホンを外しているからって解答が済んでるって限らないからね。それに全員外していたわけではなさそうだし。
 でも、25秒だったら再試験を希望する受験生もいないんじゃないかしら?

往復書簡?

天声人語2009年1月18日(日)付 (asahi.com)

 生まれて初めて、東京大学の本郷キャンパスに立ち入った。昭和史の舞台の一つ、安田講堂の前に立つ。逸話の重さ、残像の激しさのためか、焦げ茶の建物は意外に小さく見えた▼40年前のきょう、講堂を本丸にして構内に立てこもる学生約700人の強制排除が始まった。出動した機動隊は8500人。学園紛争の天王山、2日にわたる安田講堂攻防戦だ▼学生の演説と警察の退去警告、上空の取材ヘリ。講堂に向けて催涙弾と放水、逆の弾道で火炎瓶と投石が飛び交った。警視庁の担当課長として現場を指揮した佐々淳行(さっさ・あつゆき)さんは、それらが織りなす音の渦を「交響曲不快」と表現する▼先々の不利益を承知でとどまる学生らは、命がけで職務にあたる機動隊員に必死で抵抗した。講堂に籠城(ろうじょう)した島泰三(たいぞう)さんの著にある。「人生の暮れ方に至っても、私は後悔していない。歴史のひとつの局面で、果たすべき義の一端を担うことができたのは、わが人生の欣快(きんかい)である」▼賛成の代わりに「異議なし!」、反対と言わず「ナンセンス!」。全共闘の運動を革命ごっこと嘲(あざけ)るのは楽だが、ベトナム反戦でも大学改革でも、時代と社会に向き合う一途さはまぶしい。その「熱いバトン」を落とした世代の、勝手な感傷だろうか▼テレビの特番で、佐々さんが昨今の青年の冷めようを案じていた。「若者は怒らなきゃ。40度は困るが38度くらいの熱は出してほしい」。あの週末と同じ冬晴れの構内を、センター試験の受験生が埋める。「果たすべき義」に出会える日々、彼らにありやなしや。

【産経抄】1月18日 (産経ニュース@msn.)
「あの東大がこれほど国民に身近なものになったことはない」。そんな皮肉が聞かれたのは昭和44年のことである。1月18日と19日東大の安田講堂などを占拠した全共闘の学生たちと、排除しようとする機動隊との間で激しい攻防戦が繰り広げられた。
 ▼催涙ガス弾や火炎瓶が飛び交う攻防戦は、最後の安田講堂の「落城」まで35時間近くに及んだ。テレビ各局はニュースや特番で生中継し、視聴率は最高で約45%に達した。だから東大に縁もゆかりもなかった人でも、学部や建物の配置に詳しくなってしまったのだ。
 ▼結局この年の東大の入試は中止になる。2日間の攻防で逮捕された630人余りのうち、東大生は40人足らずだった。全国の全共闘運動にとってここが「決戦場」となったのである。「落城」を機に、運動はまるで潮が引くようにして沈静化していったのだ。
 ▼その決戦からちょうど40年、有名語化した「全共闘」世代の大半も企業では定年を迎えている。そんな節目のせいかテレビなどで運動を振り返り、総括しようという動きが盛んだ。だがノスタルジアに浸ってみたり、自らを正当化したりというのなら興ざめな思いがする。
 ▼というのも、嵐のような運動の陰には何倍もの「被害者」がいたからだ。入試中止で浪人生活を強いられた受験生はまだしも、暴力的に勉学の場を奪われた学生や、貴重な本や資料を損壊された教官も数多い。東大の攻防戦でも多くの警察官が傷ついている。
 ▼だが、そのことをまず謝ってからという全共闘世代にはあまり出会わない。昨日、40年後の「戦場」を確かめようと本郷の東大を訪ねると、ちょうどセンター試験の最中だった。正門の前には、あの時とまったく異質の緊張感が漂っていた。

 たまにある2紙の交換日記。師匠クラスの掛け合い漫才を見るようだ。
 内ゲバやはねっかえりがしてきたことは、朝日と一緒で、ここでは僕もスルーする。で、両方に抜け落ちてるのは、当時の大学進学率がどの程度で、過半数の大学に行かない人はどうしていたのかなぁってこと。その点では両方ノスタルジーから抜け出せてないかもね。
 僕の生れる前だから、黙っていろと言われればそれまでなんだけど。

17/01/2009

最善策は廃止だけれども

【主張】センター試験20年 思考力で選抜する工夫を (産経ニュース@msn.)
 17、18の両日行われる大学入試センター試験を皮切りに本格的な入試シーズンに入る。
 大学入試は小中高校の教育への影響が大きい。各大学はセンター試験の特徴を踏まえた上で活用し、選抜方法を工夫してほしい。
 センター試験は平成2年から始まり今年で20年目になる。昭和54年から導入された共通1次時代から数えると30年の節目の年だ。
 共通1次試験導入前は、各大学が1次試験も個別に行っていた。当時、高校の授業で教えない難問奇問が目立ち、基礎学力を適切に測る試験が必要とされた。
 試験方式では、短期間に大量の答案の採点をするため、選択で答えを選ぶマークシート方式が採用されたが、当初から思考力が削(そ)がれるなどと批判されてきた。
 昨年にはノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏も「考えない人を育てている」などとマークシート方式の弊害を強く指摘した。
 確かな知識に基づき論理的に考え、その先を発想する人材の必要性は高まっている。大学側は益川氏らの批判を重く受け止め、記述式や小論文で力が試せる2次試験を含め改善を図るべきだ。
 共通1次スタート当初は5教科7科目を課していたが、センター試験は各大学が必要な科目を選べる方式で、私立大の利用も増えている。その一方で、入試科目を極端に減らした“お手軽入試”が学力低下の背景ともなった。
 またセンター試験だけで合否を決める私大があり、一昨年にはこれを利用した高校が受験料を負担し、優秀な生徒に複数の有名私大を受験させ合格実績にする問題が発覚した。大学側も受験生集めばかり考えず、思考力を鍛えるような選抜方法を工夫すべきだ。
 センター試験は時間をかけて良問がおおむね出題されている。過去に歴史で「強制連行」を史実として扱うような自虐史観の出題が批判された。当然、こうした不適切な出題はあってはならない。
 高校などの新学習指導要領では英語教育の改善、言語力強化が図られる。このねらいをセンター試験の出題にどう反映させるかも今後の課題だ。
 受験生の将来に大きくかかわる大学入試では、その実力を適正にとらえる選抜方法を練り、その後の大学教育を充実させてほしい。優秀な人材を入学させることは大学の活性化にもつながる。
 センター試験に何を期待してんだろ…。
 現行のやり方では、ごく普通の学習能力しか計れないだろうし。そういったテストなんだと認識した上で、続けるのであれば、そういったモンとして扱うのが吉。

1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒

 あれから14年。
 まだ「災害復興住宅」が存在していることを思えば、もうそんなに経つのかという想いがある。

 そして、小・中学校の耐震補強はほとんど進んでいない…。

 そして、あの年(1995年)といえば、オウム事件があった。一連の騒動も詳細がよく分からない。

いらないもの

 今日は大学センター試験の一日目。
 センター試験が開始されたのは、僕が高校生の頃。その頃は今では、そんなモン無くなってるんだろうなぁって思ってたんだけど、現在では私学までもが参加しちゃった。
 大学全入の今に現行のままで、センター試験を態々する意味が分からん…。
 意味が分からんといえば、小選挙区比例代表並立制。小選挙区で落ちたヤツがなんで復活してんだ。当時は、こんな訳分からんモンは次の選挙までになくなってるよって思ってたし、公言してたんだけどね…。そこまでして、代議士の数を守ることはないだろうに・・・。

16/01/2009

何があったんだろ?

 年が明けてからよく目にするもの。
 自転車で移動していると、ガードレールや車道と歩道を隔てる柵が折れ曲がったり、千切れて無くなったりしているのを見かけるんだけど、あれってナンだ?
 車でも突っ込んだのか?それとも金属泥棒?ちょいと気になる…。

15/01/2009

一番可哀相なのは子供

民主・輿石氏、日教組にエール? 「教育の政治的中立ありえぬ」 (産経ニュース@msn.)
 ここまで露骨に政治の舞台に教育を引きずり上げるとはね…。
 日教組vs.日教組問題究明議連…フィクションであればお笑いで済ませられるんだけどね。

モデルに修正を加えない方が稀なんだなぁ…


 公開に向けてプロモーションが進む某映画の宣材を見かけて思った。
 広告写真だけでなく、就職活動で使われる写真にも修正加える時代なんだから当たり前といえば当然なのだが…。


(追記)

 話題になっているのは、配給会社がメディアに提供した宣材写真で、ヤッターマン2号(福田沙紀)が斜に構えた格好で左手を腰に宛て、右手を突き出したポーズをしているカットだ。この写真、サンスポ(※削除済み)とほかの媒体では、見た目に大きな違いがあった。

 サンスポとほかの媒体の写真を見比べてみると、明らかに異なるのはヤッターマン2号の“細さ”。サンスポに掲載された写真は顔の輪郭や胴回りが幾分ふっくらとしているのに対し、ほかの媒体に掲載された写真は顔の輪郭がシャープになっている上に、胴回りはサンスポの写真にはなかった“くびれ”が存在するほどほっそりとしている。また、ヤッターマン2号の黒目の部分もほかの媒体のほうがハッキリと黒く、かわいらしさが強調されているようだ。

 写真そのものは同じカット(=同じポーズ、同じ衣装、同じ背景)であることは明らかなのだが、ほかの媒体の写真のほうが若干背景のレンガが歪んでいることから、何らかの修正が加えられたように見える。ただし、サンスポの写真がただ比率を間違えただけなのではないか、との指摘があることも書き添えておく。

(写真-左:多くの媒体/写真-右:サンスポ)


 僕がこのエントリーを書いたのは、ドロンジョを観てなんだけど、こっちの方が分かりやすいって言うか露骨というか…。
 広告の世界においては、もう何十年も行なわれていたことだし、グラビアといったマスの媒体だけでなく、就職写真といった個人的に使用するものまで、修正を加える時代だから、開き直っても良いのでは…。
 ただし、そういったことが横行する世の中において、「外見よりも中身」だなんて言葉は軽くって滑りやすいものになることをも銘記しておくべきだと思う。

14/01/2009

なんかなあ・・・不毛な論争な気がする

Google、「1回のGoogle検索で二酸化炭素7グラム排出」の論文に反論 (ITmedia)
1回のGoogle検索にやかんでお湯を沸かすエネルギーの半分が必要という論文に対し、Googleが反論している。
2009年01月13日08時07分更新
 米Googleは1月11日、「Googleで1回検索すると、やかんでお湯を沸かす半分のエネルギーが必要で、二酸化炭素7グラムを排出している」という論文に対し、公式ブログで反論した。
 この論文は、ハーバード大学の物理学者、アレックス・ウィスナー‐グロス氏が近日発表するもので、同日英Timesほか複数のメディアで紹介されている。
 Googleによると、検索クエリによって所要時間に差があるが、Googleの一般的な検索にかかる時間は0.2秒以内。検索インデックスの作成など、検索開始以前の作業を含めも、1回当たりのエネルギー使用量は1時間当たり0.0003キロワット(キロジュール)だという。成人1人が必要とする1日の平均的なエネルギー量が8000キロジュールであることを考えると、Google検索に必要なエネルギー量は、人間が10秒間に消費する量と同程度ということになる。
 温暖化ガスの排出量でみると、Google検索による二酸化炭素排出量は約0.2グラムだとしている。欧州連合(EU)の現在の排出ガス基準は、1キロ走行当たり140グラムだが、大半の自動車はこの基準を満たしていない。つまり、平均的な自動車は1キロ走行するのに、Google検索の1000倍もの二酸化炭素を排出している、とGoogleは指摘している。
 同社は「世界一」エネルギー効率のいいデータセンターを設計・設置していると主張。2008年には同社の慈善団体Google.orgが、クリーンエネルギー開発に4500万ドルを投じたこと、同年夏には再生可能エネルギー開発専門事業部を社内に設けたことを説明。さらに2007年には「Climate Savers Computing Initiative」を共同設立し、2010年までにPCによるエネルギー消費量を半分に削減し、二酸化炭素排出量を年間540万トン削減する目標を立てていると主張している。
 「Googleが温暖化に悪影響」だって説が英紙The Timesに取り上げられ、話題になったのに対し、グーグルは、 オフィシャル・ブログでまじめに反論しているって話。Timesの記事がタイトルからして扇動的だなぁとは思うんだけど。
 アレが悪い、コレが悪いと血眼になって探す労力を、木を一本植える労力に変換すればだなんて思わないこともない。

13/01/2009

スター不在って旅人がいないってこと?

“不人気”岡田ジャパン生中継消滅ピンチ (Sponichi Annex)

 岡田ジャパンの人気ちょう落ぶりを物語る異常事態が表面化した。日本協会関係者によれば、28日のアジア杯予選・敵地バーレーン戦を中継するテレビ局がいまだに決定しておらず、生中継がなくなる危機に陥った。ある民放関係者は「もともと人気がない上、バーレーン戦は深夜枠。このご時世、誰も手は挙げませんよ」と辛らつだ。
 日本代表戦と言えば、かつては視聴率のドル箱。ジーコ監督時代までは30%台を記録することもあった。だがスター不在の近年は視聴率も急降下。昨年8月のウルグアイ戦ではついに1ケタ台を記録。仮に日本代表戦の生中継が消滅すれば、くしくも第1次岡田政権下の98年2月に行われたオーストラリア戦以来11年ぶりとなる。
 世界規模の経済不安も無縁ではない。日本代表戦の放映権は通常約1億円、深夜枠でも約7000万円。スター不在、深夜枠は経済不安による各テレビ局の資金難も直撃しているようだ。
 岡田監督も危機感は感じている。20日のイエメン戦は3万2000人収容の熊本KKウイング開催。「ファンを失望させないような試合をしたい」。W杯アジア最終予選も控える09年、岡田ジャパンはファンを引き付ける試合ができるのだろうか。
[ 2009年01月13日 ]
 テレビ局も軒並み減収らしいからなぁ。最もサッカーの人気は、バレーボールとどっこいってところ。放映権を持っているTV局だけ必死に盛り上がってる風を装ってる感じ。
 もっとも、2006年のW杯直前のドイツとのテスト・マッチでも、生中継ではなかったんだけどね。テロ朝の放送が終了する前に、他局では結果を報じていたし。
 そこで、「日本サッカー応援宣言」をぶち上げているあの局ですよ。高いと言われている社員の給料削ってでも、宣言を全うすればと思う。

12/01/2009

テラとかペタとかって話になりそう…

500億ドル札を発行、「超ハイパー」インフレのジンバブエ (CNN.co.jp)
(CNN) 経済が崩壊状態となっているアフリカ南部ジンバブエの中央銀行が、新たに「500億ジンバブエ・ドル札」の発行を決めた。チナマサ財務相が10日付の官報で明らかにした。同国では3週間前に100億ドル札が導入されたばかり。
 新たに発行する紙幣は500億ドル札と200億ドル札。同相は発行日について言及しなかったが、当局者によると12日にも流通が始まるという。
 ジンバブエにおける為替レートは9日現在、1米ドル(約90円)が250億ジンバブエ・ドル。500億ジンバブエ・ドルは約2米ドル相当で、パンが2個購入できる価値となる。
 ムガベ大統領が長期の独裁政権を敷くジンバブエでは経済失政のつけで、年間インフレ率は約2億3000万%に達している。昨年7月に1000億ドル札が発行され、同8月に通貨を「10けた」切り下げているが、まったく効果はなかった。
 紙幣の価値よりも、紙幣一枚の製造コストの方が高そうだ。

パチンコや焼肉でも儲けてたもんね

ゆうこりん所属の「アバンギャルド」が脱税 (産経ニュース@msn.)
 タレントの小倉優子さんや真鍋かをりさんが所属する芸能プロダクション「アバンギャルド」(東京都目黒区、現アヴィラ)が平成18年12月期までの3年間で約11億円の所得を隠し、法人税約3億3000万円を脱税したとして、東京国税局から法人税法違反罪で、東京地検に告発されていたことが12日分かった。同社は脱税を認め、修正申告したという。
 告発されたのは、同社と牧野昌哉社長(41)。
 関係者によると、同社は小倉優子さんら所属するタレントを、名前を似せて設立した「アヴァンギャルド」と、牧野社長の父親が代表を務める「マテック」の関係会社2社に所属しているよう偽装。DVDや写真集などを出した際に2社からタレントの派遣などの撮影協力を受けたかのように装い、架空の経費を計上して利益を圧縮していたという。
 3社の口座はいずれも牧野社長が管理。それぞれの決算期にあわせて3社の金を動かし、いずれの会社も利益が膨らまないよう調整していたという。
 民間信用調査会社などによると、アバンギャルドは平成4年1月に設立し、脱税当時の所属タレントは約30人。なかでも「ゆうこりん」の愛称で知られる小倉さんが若年層を中心に人気を集め、CM起用や関連グッズの販売が好調。真鍋さんが人気ブログ「眞鍋かをりのココだけの話」を開設、出版し「ブログの女王」としての知名度を増すなど経営は好調だった。
 同社は東京国税局の強制調査(査察)後に「市エステートコーポレーション」と社名変更。昨年3月末、新たに立ち上げた「アヴィラ」に業務を統合している。
 NHKの7時のニュースでもやってたね。 社長と連絡が取れないとかで、コメントは無かったけど。
 アバンギャルド/アヴァンギャルドと別会社化したり、もう一つ子会社作ってみたりって、悪質といえるねぇ。アヴィラの立ち上げが突然の事だって聞いはいたんだけど、そういうことだったのか。
 で、某所からの引用…
無題 名前: [2009/01/12,21:03:59] No.30613
何年も前に2チャンネルで暴露されてたのに、いまさら発覚かよ(笑)
>>
無題 名前: [2009/01/12,21:07:49] No.30625
社長の牧野が真鍋やゆうこりんのギャラで私服を肥やし公式ファン倶楽部のグッズで私服を肥やしゆうこりんのギャラ年収4億の所、1000万しか支払わなかった事で契約を解除したいとタレント全員が謀反を企て親会社のヤクザ系コリアン系企業バーニングが、牧野を解雇して新たに小倉や真鍋と契約しなおしたのは、隠された事実なのかい?
>>
無題 名前: [2009/01/12,21:08:04] No.30627
笑うな
>>
無題
名前: [2009/01/12,21:12:40] No.30637
ちなみにパチンコ「アヴァンギャルド」も「焼肉 小倉優子」も社長を解雇される前に、牧野が勝手にやった契約だからゆうこりんも知らなかったし、他のタレントも聞いてなくてお金はいっさい入ってこないと本人がTVで言ってたが去年ちゃんと契約して年間2000万は貰える事になったらしい。
>>
無題 名前: [2009/01/12,21:14:46] No.30644
そうじゃないと小倉が訴えただけで100%負けるからねぇ。パチンコ屋も焼肉屋もちゃんと小倉に支払うことを決めたらしい。すべては牧野が残した負の遺産だもんねぇ。
>>
無題 名前: [2009/01/12,21:15:52] No.30650
ライジングも11億円だった
 ナンでこんなに詳しいんだろう、この人たちは…?
 僕としては、web上とは言え、新聞系のサイトの経済蘭の見出しで「ゆうこりん」って目にしたことが驚きではある。

成人の日の社説:衆議院選挙で悪い世の中を動かそう

成人の日―荒海のなかへ船出する君 (社説@asahi.com)
 「ついてないよな。大変な時代におとなになってしまったもんだ」
 成人の日を迎えた君たち若者の胸の中に、こんな思いが膨らんではいないだろうか。
 ネガティブキャンペーンの当事者が何を言ってんだか…。昨今の状況を鑑みるに、現実が朝日に追いついた感もある。
 傍観者のままでいると、若者が抱える問題は置き去りにされかねない。
 楽に暮らせる時代ではないからこそ、だまっていてはいけない。
 せっかくおとなになったのだ。ちょっと投票所に行ってみよう。若者の一票一票を積み上げてみよう。
 荒海に乗り出す船は、若いこぎ手を求めている。
 我々が死ぬまでは、ちゃんと舟をこぎ続けてねってコト?
 投票を促すのは悪くないと思うけど、投票の第一義が世の中を変えるきっかけだとするのはどうだろ?伝わってくるメッセージが、自分に望ましい選挙をしろ、ってコトだけだから、なんだかなぁとなる訳で。
 投票は、民主主義の国に暮らす者の責任であり義務なんだよと。そのためには最低限の勉強くらいはして、ものを知っておけよと。この義務の責任を果たせなければ、人権なんて簡単に制限されるし、そうなった時には文句なんか言えなくなってるよと。
「ネットが情報源」テレ朝番組、実はスタッフがブログ自作 (YOMIURI ONLINE)
 テレビ朝日系で10日に放送された情報バラエティー番組の中で、「インターネット上で流れている情報」として紹介されたブログが、実際は番組制作スタッフが作成したものだったことが11日、わかった。
 この番組は、テレビ朝日制作で10日午後7時から放送された「情報整理バラエティー ウソバスター!」。
 一般に流れる様々な情報の真偽を検証し、クイズ形式にした内容で、「NEWSの語源は英語の東西南北の頭文字」「干支(えと)のイノシシは、中国や韓国ではブタ」「サケとシャケの違いは加工の有無」などと書かれた六つの雑学ブログが、出題のネタ元として画面付きで紹介された。
 しかし、番組終了後に、これらのブログをインターネットで見た視聴者が、いずれも同じ昨年12月10日に作成されていることに気づいて「あまりにも不自然」と指摘。同社も番組スタッフが撮影用に作ったブログであることを認めた。
 同社広報部では、「実際のブログ作成者から撮影許可が取れなかったので、同じ情報を元にスタッフが『再現』した。そのことをテロップやナレーションで伝えるべきだった。視聴者に誤解を与えかねない表現となり、申し訳ない」としている。
(2009年1月12日03時13分 読売新聞)
 ネットの画面を捏造してTVで放送するといえば、TBSもしていたなぁ。
 「チャゲ&飛鳥解散」の情報が、スポーツ紙のフライング記事を各局がノーチェックで放送したことで、広まったことを考えると、情報を流す前のチェック体制はどうにもならんのかと思ってしまう。『あるある』の件を、対岸の火事ではなく、他山の石として捉えられないものかと。

11/01/2009

成人式

 今日もしくは明日に、成人式が行なわれる所が多いみたい。
 NHKのニュースを観てると、地元の成人式と有名人が出席する成人式と、沖縄の成人式の様子が放送されていた。どうして態々沖縄も流すのか…やっぱり皆、今年はどうだろ?って思ってんのだろうか。
 それにしても、成人式が15日でなくなって久しいんだけど、馴染めないなぁ。僕は、いわゆるハッピーマンデーにも馴染めないんだけどね…。休みが月曜日に偏るために、日程が変則的にならざるを得ないからなぁ…。

寒いだろうから、夜は出歩かないよ

 今日のNHKスペシャルは面白そうなんで、観ようかなぁって思ってる。
女と男  第1回 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人 (NHKオンライン)

 3回シリーズの第一回目なんだけど、裏番組とどちらを観るかってのは悩ましいところではある。

 門外漢なんで、よくは分からないんだけど興味を引かれるのは、
女と男 第3回 男が消える?人類も消える? (NHKオンライン)
性染色体がXXなら女、XYなら男。1億7千万年前に獲得したこの性システムのおかげで私たちは命を脈々と受け継いできた。ところが、この基本そのものであるシステムは、大きく揺らいでいる。じつは男をつくるY染色体は滅びつつあるのだ。専門家は「数百万年以内には消滅する」という。なかには、来週になって消えても不思議ではないとする意見さえある。
 来週にも男が消えてしまうかもしれないなんて、大変じゃない。もしかすると、この番組のオンエア前に男が消滅してしまうかもしれないなんて(゚Д゚)

10/01/2009

初雪

 雪は窓越しに眺めるものだなぁって、心底思った。
 風とのダブルパンチでは耐えられん…。雪といえば、喜んで駆け回ってたんだけどなぁ…、

09/01/2009

自転車壊した感覚かな?

ロナルドが自動車事故=愛車フェラーリ大破、けがはなし-イングランド・サッカー (時事ドットコム)
【ロンドン8日時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(23)が8日午前に、英マンチェスター空港近くの道路で自動車事故を起こしたことが分かった。英メディアが報じた。
 運転していた高級車フェラーリがトンネルの壁に正面から衝突し、前方部分が大破した。幸い、ロナルド本人にけがはなかった。事故の原因や詳細な状況は警察が調査中。飲酒の疑いはないという。
 マンUは7日夜に、英ダービーでイングランド・リーグ杯準決勝のダービー戦を行い、ロナルドも後半途中から出場していた。ロナルドは事故後に、チームの練習に参加。マンUは罰金処分を科した。(了)
(2009/01/08-22:41)

 正面衝突したのに怪我なしか…。フェラーリも、とんだカタチで安全性をアピールすることになったね。
磐田の松井を獲得=J1京都 (時事ドットコム)
 J1の京都は8日、J1磐田のGK松井謙弥(23)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は2月1日から来年1月末まで。 (了)
(2009/01/08-18:21)
 平井を腐らせるつもりらしい…。

08/01/2009

そして神戸

大久保資金で横浜M・坂田獲る!…神戸 (スポーツ報知)
 神戸がドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクに移籍した日本代表FW大久保嘉人(26)の後釜として、元日本代表FW坂田大輔(25)=横浜M=の獲得に乗り出すことが7日、分かった。クラブ関係者が明かしたもので、完全移籍での獲得を目指し、すでに横浜Mに打診。近日中にも本格交渉に入ることになった。
 最後まで大久保の慰留に努めた神戸だが、ヴォルフスブルクへの放出が決まると同時に補強をスタート。安達貞至社長は「嘉人と似たような選手が欲しい。スピードがあって裏に抜け出すタイプ」と話しており、最終的にJ屈指の快速FW坂田に絞り込んだ。大久保を放出した際に得た240万ユーロ(約3億円)の資金もあり、約2億円の移籍金と年俸4200万円(金額はいずれも推定)の複数年契約の好条件を用意する見通しだ。
 横浜Mの下部組織出身の坂田は、岡田武史・現日本代表監督が達成した2003、04年のリーグ連覇に貢献。06年にはオシム・ジャパンで日本代表にも初招集された逸材だ。07年シーズンにもリーグ戦10得点と活躍したが、昨季は1トップ気味の起用にも苦しみ、1得点と不発。シーズン最後の試合となった12月29日の天皇杯準決勝・G大阪戦では出番すら巡ってこなかった。
 日本代表関係者によると、岡田監督も常にその存在を気にしており、クラブでの活躍次第で代表入りの可能性もある。16日に26歳を迎える坂田にとっても重要な岐路。すでに横浜Mの日本代表DF中沢の獲得を断念した神戸サイドは今後、最大の補強ポイントとして坂田獲得に全力を注ぐことになりそうだ。

 これも本決まりじゃないんだけど。
 神戸には松橋章太がいたけど、FWというよりもサイドプレイヤーとして使われていたからなぁ。
 それよりも、もし坂田が抜ければ、マリノスのFWは0になるのでは…。日産のバックアップが制限されるのに、大変だなぁと。

またテオがやらかしたか…

京都太っ腹!東京V・ディエゴ獲得へJ最高4・7億円 (スポーツ報知)
 東京Vのブラジル人MFディエゴ(24)が、京都へ電撃移籍する可能性が高まったことが7日、分かった。慰留する東京Vのほか、J1の4クラブが獲得に乗り出していたが、クラブ関係者によると京都が最有力候補として浮上。移籍金は最高の場合、Jリーグ史上最高となる500万ドル(約4億7000万円)に上る可能性もあり、ブラジルに帰国中のディエゴが再来日する今月中旬に最終結論が出る見通しとなった。
 争奪戦が繰り広げられていたブラジル人MFディエゴの移籍先として、京都が最有力候補に浮上した。クラブ関係者によると、京都は新シーズンに向けた最大の補強としてディエゴ獲得を掲げ、水面下で交渉。完全移籍での大型オファーを出した。以前、ディエゴはUAEのクラブから提示された500万ドルのオファーを断っており、今回の移籍金も最大で同レベルまで達するとみられる。ブラジルでオフを過ごす本人が再来日する1月中旬に最終結論が出る見通しとなった。
 昨季、東京Vは土壇場でJ2降格が決まった上、財政難が直撃。オフには中核選手らの大量解雇に踏み切った。ディエゴに対しては慰留に努めていたが、高額な年俸が負担になることが予想されていた。東京Vに人一倍愛着があるディエゴ本人は残留を視野に入れていたが、J1でのプレーに魅力も感じており、来季の所属先を慎重に模索。ディエゴと契約するコンスタンチン・テオ代理人はラモス瑠偉常務(51)らと話し合っており「個人的にはヴェルディでプレーさせたいが、あとは本人とクラブが決めること。もし移籍するなら、ヴェルディに利益をもたらすような形にしたい」と説明した。
 京都は昨季最終的に14位となったが、一時は上位進出の勢いも見せるなどJ1復帰初年度としては健闘。来季はいっそうの飛躍を目指している。高い得点力を誇るディエゴの加入が決まれば、最高の助っ人となりそうだ。

 まだ本決まりではないようだけど。
 昨年も、オフに補強をしまくってシーズン途中に水本とフェルナンジーニョを補強した時には、まだ金持ってんだぁと感心したもんだけどね。確かにディエゴは実力者だけど、そこまで金払って獲得する選手かというと"?"の嵐。まだ決まっていないのにナンだけど、シーズン途中で京都を去りショックを受けそうな予感がしないでもない。
 それにしても、京都の補強って上積みしないなぁ・・・。

07/01/2009

煽るのは我慢できたのかね

生活保護申請に特設窓口、「派遣村」で千代田区 (産経ニュース@msn.)
 寝正月してたんで、「派遣村」に関する報道は観たり読んだりしていないんだけど、準備段階のことを聞いていた分においては、自分が学生時代に釜ヶ崎に足を運んでいた頃の「越冬闘争」と本質的には変わらんような気がしていた。関係者はもちろん分かってやってんだろうし、マスコミも知って報じてんだろうけど。
 「日雇い」を「派遣」と言い換えたのが経営側だとすれば、このパッケージ換えも上手に世間にアピールしたのかなぁと。現場では、実際トラメガを使ったアピールがされていたのかもしれない。よく知らんけど。
 90年代の越冬闘争は世間の耳目を集めなかったことを考えてみれば、話題づくりの点からも運動としては成功なのかな。

 もちろん寝る場所もなく実際困っている人は救助されるべきだと思うし、集まった人には恩恵があったのだから、よしとすべきだけど。

06/01/2009

ハイ、おっぱっぴぃ~

FW レアンドロ選手 2009年シーズンより完全移籍加入 (ニュースリリース@ガンバ大阪オフィシャルサイト)
 このたび、ヴィッセル神戸所属FWレアンドロ選手が2009年シーズンよりガンバ大阪に完全移籍加入することが決定いたしました。

 ガンバの外人といえば、かつてはエンボマを連れて来た事実が忘れ去られるほど、自前で獲得しないってイメージが定着してるなぁ。他のJクラブが育てた選手のお下がりばっかり…。京都も似たようなモンなんだけどね。
 それにしても、ルーカスの立つ瀬が無くなってきているような…。
◇コメント「ガンバ大阪のサポーターの皆様。常にタイトル争いをしているビッグクラブで仕事が出来るチャンスをもらい、とても幸せに思います。一つでも多くのタイトルを勝ち取れるように、チームのために全力でプレーしていきます。手を取り合って、一緒に頑張りましょう!暖かいご声援よろしくお願いします」
 焼肉屋でんのCMに出演できるようになれば、暖かい声援に恵まれるだろう。
 その暁には、中東への電撃移籍が待ち受けているような…。石油がまた値上がりしてるし・・・。

04/01/2009

寝正月の終わり

 正月はまだ終わってないんだけど、僕の寝正月は今日で終了。
 元旦の早朝に初詣から帰宅して以降、見事なまでの寝正月を過ごしてしまった。
 基本は布団で寝っ転がって、読書か睡眠。布団から出るのはトイレか風呂か食事の時ぐらい…。あぁ・・・、あと外出の時ね。外出といっても、タバコと酒を買いに出かける程度…。
 もちろんパソコンは布団にもぐりこんでノートを使用。
 明日から仕事なんだけど、ちゃんと勤められるかしら・・・。

 そういえば、大晦日からメーラーを立ち上げていないんだけど、どうなっていることやら…。

03/01/2009

訃報:永田寿康さん(元衆議院議員)


 3日午後6時25分頃、北九州市八幡西区里中3のマンション(11階建て)の駐車場で、偽メール問題で2006年に議員辞職した永田寿康・元民主党衆院議員(39)が倒れているのを住民が見つけた。

 病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 福岡県警八幡西署によると、10階と11階の間の階段の踊り場で遺書のようなものが見つかった。同署は飛び降り自殺したとみて調べている。永田元議員は昨年11月から、マンション近くの病院に精神疾患で入院していたという。

 永田元議員は2006年2月、衆院予算委員会で、当時のライブドア社長が、自民党幹部の家族への送金を指示したとする電子メールを取り上げたが、後にメールが偽造と判明し、同年4月に議員辞職した。

 永田元議員は2000年6月の衆院選で、千葉2区から初当選。以後、2回当選し、民主党調査局次長などを務めた。

(2009年1月3日22時22分 読売新聞)
 TBSにニュース速報が流れたって話を知らされて驚いた。死ななくてもよかったのに。まず感じたのがそれ。
 39歳って思ったよりも若いんだなぁ。それで当選2回でしょ。官僚→議員2期って30代で経験してたんだから、あまり挫折とは関係ない人生を送っていたんだろうな…。それゆえに、偽メール事件以来の生活には辛抱ができなかったんだろうか?
 偽メール事件の時は民主党の人柱になっちゃって、追い込まれた永田さんを世間と一緒に、僕も嘲笑ったけど、自ら命を絶ったと報らされると、さすがに可哀相に感じる。
 ご冥福をお祈りします。
 
 ちなみに、yahooの関連記事のタイトルは…
 ・ ガセネタメール事件の永田元議員を立件へ 創価学会への名誉棄損で
 ・ 永田元議員の略式起訴 国会に微妙な波紋
 ・ 「住民票を移して選挙」学会批判の永田元議員に罰金30万円
 ・ 永田元議員が罰金を納付 創価学会への名誉棄損罪
 ・ 自殺図った杉村太蔵議員秘書が死亡
 ところで、画像はwikiのプリントスクリーン(もう、編集済み)なんだけど、この時点での編集はなんて雑なんだろう…。

マリリンに会いたかったのかな?

イノシシ海を渡る/庵治→小豆島7キロの旅 (四国新聞社)

 映画化決定(゚Д゚)

02/01/2009

波乱の予感。

会計検査院 地方交付税検査へ (NHKニュース)
去年、全国の自治体で裏金作りなど補助金の不正流用が相次いで発覚したことから、会計検査院は、ことしから、国が自治体に配分している総額16兆円に上る「地方交付税」について、本格的な検査に乗り出すことがわかりました。
会計検査院は、去年、検査の対象とした12の道府県すべてで、国からの補助金など8億円余りについて、裏金にしたり、物品の購入に流用したりする不正なケースが見つかったことから、ことし、残る35の都府県と政令指定都市についても検査を進めることにしてます。これに加え、国が自治体に配分している地方交付税についても、ことしから本格的に検査を行うことを決めました。地方交付税は、本来、地方が集めるべき税金を国が代わりに集めて配分するもので、補助金と違って使いみちが制限されず、検査の対象にはなりにくいものでした。しかし、自治体によっては、ずさんな使い方がされているという指摘もあることから、4月に専門のセクションを新設し、検査に乗り出すことにしたものです。地方交付税は、一般会計の18%近くに当たるおよそ16兆円に上っていて、会計検査院は、使いみちなどを詳しく調べることにしています。
 昨日のニュースだけど。
 これはスゲーことになりそうだなぁって、正月早々暗い気分になった。そういえば、不正流用の発覚した自治体は一つとして「不正」の部分は認めていなかったけどね。脱税する企業のコメントもそんなモンだよなぁなんて思ったもんだ。
 地方自治体は苦しい言い訳に知恵を絞って、地方分権への道はまた狭まりそうな…そんな気がしないでもない。結局得をするのは・・・。

何度観ても面白い!

 夏休みや冬休みにTVで放送される深夜の映画を楽しんで何年になるだろう。観始めた頃は、ザ・カンニングやポリス・アカデミーのシリーズが定番だったりした。
 で、今は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」観ているんだけど、本当に懐かしい!
 何度観ても面白い映画ってあるよね。
 画像は荒いんだけどね。